飾り棚の活用でリビングをおしゃれに!インテリアコーディネート術まとめ

リビングをおしゃれな雰囲気にまとめるのに、効果的に活用できるのが飾り棚です。

飾り棚を上手に利用することで、モデルルームや家具店で見かけたような、憧れのおしゃれなインテリアを自宅で実現することができます。

しかし、せっかく魅力的な飾り棚を取り入れても、無計画なお部屋づくりをしたのでは失敗を招きかねません。

知っておきたいポイントを押さえて、家族やゲストが楽しい時間を過ごせるようなリビングにしていきましょう。

今回の記事では、飾り棚を活用したリビングのおしゃれなコーディネート術を解説します。

飾り棚はリビングをおしゃれで魅力的な空間にできる家具

飾り棚は、ディスプレイを主な目的とした家具で、リビングをおしゃれで魅力的な空間にするのに役立ちます。

飾り棚といっても、ウォールシェルフタイプやオープンラックタイプなど、種類はさまざまです。

素材やデザインに凝ったものも多く、リビングにすてきな飾り棚を導入するだけで、視覚的なアクセントを加えられます。

また、棚の上に雑貨やアート作品など、好みのアイテムを載せて、リビングに華やかさやおしゃれ感をもたらすのも、ディスプレイの工夫次第です。

リビングは、家族がゆったりとくつろいで長い時間を過ごしたり、ゲストを招いたりすることの多い部屋です。

リビングが今よりもっとおしゃれになれば、日々の生活も楽しく充実したものになります。

自宅のリビングにおしゃれな飾り棚を導入するメリット

リビングのインテリアにおしゃれな飾り棚を取り入れると、見た目にも生活するうえでもメリットが得られます。

主なメリットは以下の4つです。

  • リビングの余ったスペースを有効に活用できる
  • 洗練されたインテリアコーディネートができる
  • 家族やゲストとのコミュニケーションを深められる
  • リビングをきれいに保つ習慣がつく

ここからは、飾り棚を導入するメリットについて、詳しく見ていきましょう。

リビングの余ったスペースを有効に活用できる

飾り棚をリビングに取り入れるメリットの一つは、余ったスペースを有効に活用できることです。

キッチンや寝室では部屋の中を比較的大きな家具が占めるのに対し、リビングではソファやサイドボードなど背の低い家具を置いて、スペースにゆとりがあることが多いものです。

部屋を広々と使える反面、家具や窓のない位置の壁面が何もなく殺風景に見えてしまうことがあります。

リビングを装うディスプレイアイテムは、テレビボードやサイドボードの上にも置けます。しかし、位置が限定されるのが難点です。

新たな飾り棚を導入することで、これまで活かしきれていなかった場所も使って、リビングのインテリアコーディネートができます。

洗練されたインテリアコーディネートができる

リビングにおしゃれな飾り棚を取り入れると、洗練されたインテリアコーディネートができるのもメリットです。

飾り棚は、ディスプレイに特化したスペースとして、お気に入りの小物や植物を飾り、見た目に印象的なポイントをつくることができます。

一つひとつのディスプレイアイテムがおしゃれでも、リビングの中に点々と配置したのでは、期待したほど目立たなかったり、生活感に埋もれたりしがちです。

飾り棚を目に入りやすい場所に設置して、まとまりのあるディスプレイスポットをつくることで、リビング全体もセンスのよいおしゃれな雰囲気になります。

家族やゲストとのコミュニケーションを深められる

リビングへの飾り棚の導入をきっかけに、家族やゲストとのコミュニケーションを深められるのも、メリットの一つです。

飾り棚のディスプレイでは、思い出の写真や子どもの作品、好みのコレクションなどを取り入れ、それぞれの個性を表現することができます。

リビングは、家族みんながよく集まり、ゲストと楽しく語り合うこともある場所です。

飾り棚の魅力的なディスプレイは、家族の知らなかった一面を発見したり、ゲストとのあいだに話題を提供して会話を弾ませたりすることにも一役買います。

リビングをきれいに保つ習慣がつく

リビングに飾り棚を導入することで、家族みんなに、部屋をきれいに保つ習慣がつくのもメリットです。

リビングの目立つ場所に飾り棚があれば、美しいディスプレイが自然と目に入り、きれいな部屋を乱すことの抑止力につながります。

整ったリビングの状態が当たり前だという感覚が身につけば、生活感の出る衣類や道具の置きっぱなしも防げます。

また、飾り棚の上にディスプレイアイテムを集中させることで、リビング全体の掃除がしやすくなるのもよい点です。

リビングをおしゃれで居心地のいい部屋に!飾り棚の活用例

日常で多くの時間を過ごすリビングは、飾り棚の使い方次第で、おしゃれで居心地のいい部屋にできます。

実践しやすい飾り棚の活用例として、次の4つがあります。

  • ソファ周りをよりくつろげるスペースにアップデート
  • 家電の無機質感をやわらげて明るい雰囲気を表現
  • スペースを区切って開放感と集中できる空間を両立
  • 定期的にディスプレイを変えて季節感を演出

ここからは、リビングでの飾り棚の活用の仕方を具体的に見ていきましょう。

ソファ周りをよりくつろげるスペースにアップデート

飾り棚は、ソファ周りをよりくつろげるスペースへとアップデートするのに活用できます。

リビングのソファは、平日の帰宅後にほっと一息ついたり、休日にのんびり過ごしたりする場所です。

ソファ近くに飾り棚を取り付けて、趣味で集めているおしゃれなコレクションや懐かしい風景写真などを飾ると、ソファで体を休めるときに自然と目に入り、心も和みます。

視覚とともに嗅覚にもアプローチするアロマグッズなども、心安らげる空間を演出するのにおすすめです。

家電の無機質感をやわらげて明るい雰囲気を表現

リビングの家電の無機質感をやわらげるのに活用したいのが、飾り棚のディスプレイです。

リビングのインテリアをおしゃれで温かな雰囲気にまとめようとしても、テレビやDVDプレーヤーなどの家電を置くと、周辺は無機質感から硬い印象になります。

特に、リビングの雰囲気に影響しやすいのが、サイズの大きなテレビです。

壁掛けの飾り棚であれば、テレビの斜め上や真横でも自在に配置でき、硬い印象を中和するのに役立ちます。

自然素材や動物モチーフのアイテムを飾ると、明るくやわらかな雰囲気になります。

スペースを区切って開放感と集中できる空間を両立

オープンシェルフのような据え置きタイプの飾り棚は、おしゃれなディスプレイはもちろん、リビングのスペースを区切るのにも活用可能です。

たとえば、子どもが宿題をしたり、夫婦のどちらかがテレワークをしたりといったシーンで、リビングに区切られたスペースに入れば、集中して作業がしやすくなります。

一方で、飾り棚を利用すれば、スペースを完全に閉じることなく、開放感も保てるのもメリットです。

学習の見守りや用事を伝えたいときの声かけも、ストレスなくできます。

定期的にディスプレイを変えて季節感を演出

定期的にディスプレイを変更して、リビングの空間で季節感を演出するのも、飾り棚のおすすめの活用方法です。

季節感のあるディスプレイとして取り入れやすいのは、生花です。

春のフリージアや夏のヒマワリなど、目に鮮やかな花々を、ほんの少し季節を先取りして飾ると、気持ちを弾ませてくれます。

また、子どもの節句や七夕、ハロウィン、クリスマスなど、季節のイベントに関するアイテムもおすすめです。

リビングで過ごす何気ない日常に、季節ごとの風情や彩りを添えられます。

リビングのおしゃれなインテリアコーディネートに役立つ飾り棚5選

リビングで活用できる飾り棚として、近年人気を集めているのがウォールシェルフタイプです。

リビングでのおしゃれなインテリアコーディネートに役立つ、壁掛けの飾り棚を5つ紹介します。

  • ウォールシェルフ タナプラス40クリ
  • ウォールシェルフゼロ56クルミ
  • ウォールシェルフ タナプラス180ホワイト
  • ウォールシェルフ タナプラス150ウォールナット
  • 壁掛け飾り棚ライン90クリ ゼロ モデル

リビングに設置する飾り棚がまだ決まっていない方は、ぜひチェックしてみてください。

以下から、それぞれ詳しく見ていきましょう。

ウォールシェルフ タナプラス40クリ

タナプラス40クリは、リビングにおしゃれなフォーカルポイントをつくるのにぴったりの、コンパクトな飾り棚です。

素材にはクリの無垢材を用いており、目に優しいブラウンはナチュラルインテリアを始め、幅広いテイストのリビングによく調和します。

設置には8本のピンを使い、力に自信のない方も簡単に取り付け可能です。

耐荷重は約10kgあり、観葉植物や本なども安心して置けます。

ウォールシェルフ タナプラス40クリ

ウォールシェルフゼロ56クルミ

ゼロ56クルミは、リビングにディスプレイの場を提供するだけでなく、飾り棚の存在だけでもおしゃれ感をアップできる製品です。

棚板や棚受けにはやわらかな曲線を活かし、細部にこだわったデザインで仕上げています。

棚受けの一部は棚の上に出た状態で、ディスプレイのちょっとしたアクセントにもなります。

素材の国産クルミ材は、温かみのあるブラウンで、年数を経るごとに味わいが増すのも魅力です。

ウォールシェルフゼロ56クルミ

ウォールシェルフ タナプラス180ホワイト

ゆったりとした広さのあるリビングには、タナプラス180ホワイトがおすすめです。

幅は約55cmとコンパクトながら、約18cmの奥行きがある飾り棚なので、アイテムを前後にずらして配置し、遠近感のあるおしゃれなディスプレイができます。

棚上の奥の溝を利用すれば、ポストカードや家族の写真を飾るのも簡単です。

素材に使用している国産のシナ材は、白みがかった明るい色合いで、フローリングや建材と合わせやすいのも特徴です。

ウォールシェルフ タナプラス180ホワイト

ウォールシェルフ タナプラス150ウォールナット

タナプラス150ウォールナットは、リビングにしっかりと存在感のあるディスプレイスポットを設けたい場合に適しています。

飾り棚として余裕のあるスペースが取れるだけでなく、深みと高級感のあるおしゃれなカラーも注目ポイントです。

素材は、テーブルやサイドボードなどの家具にもよく使われている北米産のウォールナット材です。

リビングの家具と合わせて選ぶと、統一感のあるコーディネートが実現できます。

ウォールシェルフ タナプラス150ウォールナット

壁掛け飾り棚ライン90クリ ゼロ モデル

サイズの小さなオブジェやカード類をおしゃれに飾りたい場合は、壁掛け飾り棚ライン90クリがおすすめです。

幅は約90cmとロングサイズなのに、奥行きは約5cmとスリムな形を取っています。

ディスプレイの機能をしっかりと果たしながら、狭いリビングにも圧迫感を生じさせない飾り棚です。

お気に入りのアートを並べ、ギャラリー風のスポットをつくるのにも向いています。

壁掛け飾り棚ライン90クリ ゼロ モデル

さりげなくおしゃれ感がアップ!リビングの飾り棚におすすめの小物

リビングに飾り棚を導入するのが初めてで、何をディスプレイしてよいのか迷っている、という方もいるはずです。

リビングインテリアのおしゃれ感がさりげなく高まる、おすすめの小物を以下の表でまとめました。

おすすめの小物 詳細
照明 ・飾り棚のディスプレイに温かみや陰影をもたらす
・夜に明かりを灯すと、リビングの雰囲気に上質感が出る
観葉植物 ・飾り棚にナチュラル感や瑞々しさをプラスできる
・植物それぞれに枝や葉の形が違い、趣のあるフォルムや成長も楽しめる
アートパネル ・アート作品の力を借りて、飾り棚をおしゃれなギャラリー風にできる
・飾り棚に立てたり、壁に吊るしたりでき、見栄えよく配置しやすい
アロマディフューザー ・インテリアアイテムに活かせる、しゃれたデザインの製品も多い
・好みの香りも楽しめ、リビングでのリラックスに役立つ
キャンドル ・揺らぎのあるやわらかな光が、癒やしを感じさせる
・ホルダーなどを使って、アンティークな雰囲気も演出できる
オブジェ ・形も素材も多彩で、立体感のあるディスプレイができる
・北欧風・モダン風など、インテリアのテイストに合わせたモチーフを選べる
雑誌・洋書 ・美しい表紙の雑誌を飾るだけで、手軽におしゃれ感が出せる
・洋書を置いて、リビングを海外風のインテリアにすることも可能

アイデアの一つとして、気になるものをリビングの飾り棚に取り入れてみてください。

誰でもおしゃれなリビングを実現できる飾り棚のディスプレイのコツ

飾り棚のディスプレイは、単に好きなものをずらりと並べていくだけでは、うまくいかないことがあります。

おしゃれなリビングを実現するために、ディスプレイのちょっとしたコツを知っておきましょう。

簡単に実施できるディスプレイのコツは、次の3つです。

  • ディスプレイアイテムの数を適度に抑える
  • 「三角形」を描くようにアイテムを配置する
  • アイテムのカラーを3つ程度に限定する

それぞれのコツについて、以下から詳しく解説します。

ディスプレイアイテムの数を適度に抑える

リビングに設置した飾り棚をおしゃれにディスプレイするには、アイテムの数を適度に抑えるのがコツです。

アイテムを厳選することで、飾り棚のスペースに余白が生まれ、かえって、それぞれのアイテムの魅力が際立つためです。

また、飾り棚や部屋全体を見たときにも、抜け感のあるおしゃれなインテリアという印象になります。

飾り棚の上にアイテムを詰めて置くと、雑然とした雰囲気になり、いくらお気に入りのものであっても、魅力が半減しかねません。

置きたいものがたくさんあっても、飾り棚全体のバランスを見て、数を絞りましょう。

「三角形」を描くようにアイテムを配置する

リビングの飾り棚のディスプレイでレイアウトに迷ったときは、正面から見て「三角形」を描くようにアイテムを置きましょう。

つまり、背の高いアイテムをあいだに挟むように、左右に背の低いアイテムを配置します。

アイテムの高さで変化をつけるのは、メリハリのあるディスプレイとして効果的です。

なかでも、三角形を意識したレイアウトは、飾り棚のディスプレイの初心者でも取り入れやすいコツとしておすすめです。

頂点となる背の高いアイテムは、飾り棚の横幅のちょうど真ん中ではなく、片側に少しずらすと、おしゃれなディスプレイに見えます。

アイテムのカラーを3種類程度に限定する

飾り棚のディスプレイアイテムは、カラーを3つ程度に限定して選ぶのがコツです。

華やかなディスプレイを目指して多くの色を使いすぎると、かえって統一感に欠け、雑多な印象になってしまいます。

リビング全体のインテリアでも、フローリングや壁、家具なども含め、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3色でまとめるのが、おしゃれなコーディネートの基本です。

まずは、リビングそのものの色使いを計画し、飾り棚のディスプレイでも部屋に合わせた3色を意識すると、全体のコーディネートが成功しやすくなります。

リビングがおしゃれに変身!インテリアコーディネートに大活躍の飾り棚

今回の記事では、リビングに飾り棚を取り入れるメリットや具体的な活用例、ディスプレイに役立つ小物やコツなどを解説しました。

飾り棚は、リビングに新しいディスプレイ専用の場をつくれる家具です。

活用方法やディスプレイのポイントを踏まえておけば、飾り棚は、おしゃれなインテリアコーディネートに力を発揮します。

イオリスペースでは、無垢材を丁寧に加工して、おしゃれなリビングで使いたくなる飾り棚を製作・販売しています。

ハンドメイド仕上げならではの、繊細なフォルムが特徴です。

素材違いの商品も揃えているので、自宅のリビングに似合うものをぜひ探してみてください。

飾り棚

Posted by iori