飾り棚がない玄関をおしゃれに変える解決策!すてきな木製飾り棚6選
自宅の玄関が少し寂しく感じるのは、飾り棚がないからかもしれません。
訪ねた家やネットの画像で、飾り棚にディスプレイをしたすてきな玄関を目にして、自宅もおしゃれにしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、マンションや戸建ての玄関に、元々シューズボックスなどの収納は備え付けていても、飾り棚がないケースは珍しくありません。
そこで、本記事では、飾り棚がない玄関をおしゃれにするための解決策や、新しいアイテムを取り入れる際のポイントをお伝えし、おすすめの商品も紹介します。
飾り棚がない玄関は殺風景になりがち!
飾り棚がない玄関は、どことなく殺風景になりがちです。
玄関は、リビングや寝室と比べるとスペースが狭く、家具も靴箱がメインとなります。
色彩豊かなファブリックのカーテンやソファなどを置くことも、あまりありません。
華やかに見せたり個性を出したりする手段が、カウンタータイプのシューズボックスの上や壁の平面的な装飾などと、ある程度限られてしまいます。
しかし、適切な解決策を取ることで、目に入りやすい位置に立体的でまとまったディスプレイの場をつくることが可能になります。
玄関をおしゃれで魅力的な空間に変えられるよう、解決策を探っていきましょう。
玄関に飾り棚がない場合の解決策とそれぞれの特徴
玄関に飾り棚がない場合の解決策となるアイテムは、以下の4種類が代表的です。
自分の目的や条件に合うものを選択するためには、それぞれの特徴を知っておく必要があります。
以下の表で、特徴やおすすめの人をまとめているので、参考にしてください。
| アイテム | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| ラック・シェルフ | ・ものを載せたり掛けたりできる収納家具 ・枠組みのなかがオープンになっているのが一般的・特に、シェルフは棚板を中心とした構造になっているもの |
・ディスプレイだけでなく、収納用のスペースも多く持ちたい人 ・比較的玄関スペースが広い家に住んでいる人 |
| ウォールシェルフ | ・収納やディスプレイに利用できる、棚板が中心の家具 ・床置きではなく、壁に直接取り付けることができる ・自由な高さに設置でき、より見栄えのよいディスプレイが可能 |
・収納よりディスプレイ効果を重視して、アイテムを選びたい人 ・玄関の床スペースにあまり余裕がない家に住んでいる人 |
| 飾り棚付きミラー・フック | ・外出前の身だしなみチェックや忘れ物防止に便利 ・飾り棚が付属していると、ディスプレイに活用できる ・ミラーは、玄関スペースを広く明るく見せることにも役立つ |
・出かける前の時間が慌ただしくなりがちな人 ・玄関スペースに広さや明るさの不足を感じている人 |
| コンソールテーブル・スツール | ・コンソールテーブルは、壁際に置くスリムでコンパクトなテーブル ・スツールは、背もたれなどがないシンプルな椅子で、収納を兼ねたタイプもある ・テーブルの天板やスツールの座面を使って、玄関のディスプレイができる |
・玄関に高級感のあるディスプレイをしたい人 ・玄関の壁が飾り棚を直接設置することに向かない家に住んでいる人 |
飾り棚がない玄関に新しいアイテムを取り入れる際のポイント
飾り棚がない玄関に新しいアイテムを取り入れる場合、検討を進めるときに意識したいポイントがあります。
主なポイントは、次の4点です。
- 玄関スペースの広さを考慮に入れる
- 玄関に飾りたいものの量やサイズを確認する
- 玄関インテリアのテイストに合わせる
- 賃貸の場合は壁にダメージのないアイテムを選ぶ
それぞれの内容について、以下で詳しく見ていきましょう。
玄関スペースの広さを考慮に入れる
飾り棚がない玄関にアイテムの導入を検討する際は、広さを考慮に入れて選ぶのがポイントです。
玄関の広さが十分にあり、ディスプレイだけでなく収納用の場所も増設したいのなら、据え置き型のラックやシェルフが向いています。
ただし、床面積が狭い玄関にラックなどを置くと、圧迫感が生じたり、収納物が雑然として見えたりすることもあります。
一方、壁に設置できるタイプの飾り棚やスリムなコンソールテーブルは、空間を圧迫することなく、すっきりと見せられるのがメリットです。
自宅の玄関の広さを頭に置いて、スペースを有効に活用できるアイテムを選びましょう。
玄関に飾りたいもののサイズや量を確認する
飾り棚がない玄関に、今後どのようなものをディスプレイしたいのか、具体的な内容や量、サイズを確認しておくのも大切なポイントです。
ディスプレイ全体を事前にイメージしておくと、飾り棚に必要なサイズがわかります。
たとえば、小さなオブジェやポストカードを置くのに適しているのは、コンパクトな飾り棚です。
必要以上に大きな飾り棚を設置すると、逆にバランスの悪いディスプレイになってしまいます。
一方、大きなアート作品や観葉植物を飾りたいのなら、しっかりとしたサイズの飾り棚が必要です。
また、ディスプレイをある程度想定しておけば、商品の耐荷重も判断しやすくなります。
玄関インテリアのテイストに合わせる
飾り棚がない玄関に新たに設置するアイテムは、周囲のインテリアのテイストに合うものを選ぶようにしましょう。
商品に使用されている素材には木や金属、プラスチックなどがあり、色もさまざまです。
たとえば、北欧風のインテリアには、木製のアイテムが雰囲気とよく調和します。
ブルックリンスタイルのインテリアを目指しているのなら、金属を取り入れた製品もおすすめです。
高級感のあるインテリアにはダークカラー、軽やかさや清潔感のあるインテリアにはライトカラーがよく似合います。
インテリアと相性のよい製品を設置すれば、ディスプレイもよりおしゃれに映えます。
賃貸の場合は壁にダメージのないアイテムを選ぶ
賃貸物件の玄関に飾り棚がない場合は、退去時の原状回復のことを考え、壁や床にダメージのないアイテムを選ぶのがポイントです。
特に、壁に直接取り付けるタイプの製品は、設置方法をチェックしておく必要があります。
壁に設置する方法を大きく分けると、代表的なものはネジ・クギ、ピン、ホッチキス、シールと4タイプです。
4タイプのなかで、ネジ・クギを使うものは壁に目立つ穴が開いてしまうため、賃貸の玄関への設置は避けた方がよいでしょう。
ピンやホッチキス、シールを使うタイプは、大きな跡が残らないので、賃貸にもおすすめです。
飾り棚がない玄関をおしゃれに変える!すてきな木製商品6選
ここでは、飾り棚がない玄関を魅力的でおしゃれな空間に変えられる、おすすめの木製商品を6つ厳選して紹介します。
ウォールシェルフのほか、フックや鏡、コンソールテーブルなど、デザインにこだわった製品ばかりです。
ピンとくるものがあれば、ぜひチェックしてみてください。
ウォールシェルフ【タナプラス40ウォールナットモデル】
ピンを使って壁に直接設置できる、ウォールシェルフタイプの飾り棚です。
無垢材を加工して製作しており、木材の特徴が仕上がりの色合いや風合いに活きています。
深みと重厚感のあるカラーのウォールナットモデルは、品のある玄関にもぴったりです。
ハンドメイドで仕上げた繊細でおしゃれなデザインが、ディスプレイを引き立ててくれます。
耐荷重は10kgあるので、飾り棚がないためにできなかった玄関のディスプレイも、存分に楽しめます。
キーフック&ウォールシェルフ ショート クルミ ゼロモデル
玄関に便利なキーフックと飾り棚が一体化している、コンパクトなウォールシェルフです。
クルミ材のナチュラルな木目ややわらかな曲線を活かしたデザインで、ディスプレイのない状態でも、センスある玄関に見せてくれます。
棚の上には細い溝を付け、ポストカードなどの薄いものをフレームなしでも飾れるようにしています。
設置はピン3本で行うため、賃貸の玄関にもおすすめです。
一台二役の製品で、飾り棚がない不便を、ぜひ解消してみてはいかがでしょうか。
ウォールシェルフ&一輪挿し 【I shelf アイシェルフ ゼロ クリモデル】
「玄関に飾り棚がないと、好きな花や植物もなかなか飾れない…」と悩んでいる方におすすめなのが、こちらのアイシェルフ ゼロです。
飾り棚の端には、試験管を差し込める穴を開けており、一輪挿しとして活用できます。
幅30cmとコンパクトなサイズながら、優しい木目と、丸みのある独特な形が目を引きます。
素材に使っているのは国産のクリ材で、年数を経るごとに色合いが深みを増していくのも魅力です。
2個セット コンパクトウォールシェルフ スポット(SPOT)ゼロ クルミ
幅15cmのミニサイズのウォールシェルフで、同じタイプを同時に2個揃えられる商品です。
木製ならではの優しい風情とシャープなフォルムを兼ね備えており、玄関インテリアのすてきなアクセントになってくれます。
玄関スペースの壁に2個の高さをずらして設置すれば、変化と趣のあるディスプレイを実現できます。
1個を玄関に、もう1個を飾り棚がない洗面所やトイレに設置するといった使い方も可能です。
壁掛け鏡 プレーン60 クルミモデル
シンプルで温もりのある、木製フレームのウォールミラーです。
飾り棚がないタイプですが、玄関のインテリア性をさりげなくアップさせるのに役立ちます。
フレームの四辺には、それぞれゆるやかなカーブを付けており、大きさほど圧迫感を生じさせないのが特徴です。
フレームの素材として、やや赤みのあるクルミ材のほか、明るい色合いのシナ材や、重厚感のあるウォールナット材を使用したモデルも選べます。
コンソールテーブル スリー クルミモデル
壁際にそっと置くだけで、飾り棚がない玄関の寂しい雰囲気を、一段階も二段階も格上げできるコンソールテーブルです。
三本の脚で支える天板は優しい曲線を描く形で、厚さの微妙な変化にも、ハンドメイド仕上げならではの温かみが表れています。
奥行き23cmと邪魔にならないサイズなのに、美しいフォルムが示す存在感は抜群です。
わずかなディスプレイでも、玄関に格調や華やぎをもたらしてくれます。
何を置く?飾り棚がない玄関へ新たに設置したアイテムの活用方法
新しいアイテムを導入すれば、玄関に飾り棚がない環境を変えられると同時に、好みのグッズを置いて、さまざまな目的に活用できます。
以下の表では、玄関スペースに置くグッズのアイデア例と特徴をまとめているので、ぜひ自分にぴったりのものを取り入れてみてください。
| ディスプレイ・収納 | 特徴 |
|---|---|
| アート作品 | ・絵画・版画・映像作品のポスターなど、自分の趣味嗜好を表現できる アートの方向性や色彩で、玄関を華やかにもシックにもできる ・フレームをインテリアや飾り棚のテイストと合わせると、周囲となじみやすい |
| 観葉植物・花 | ・インテリアを選ばず、どのような玄関にも相性よく置ける ・単調になりがちなディスプレイに、ナチュラルな美で変化を付けられる ・やわらかな雰囲気になり、癒やしやおもてなしを感じさせてくれる 生花は、華やかさや季節感も表現できる |
| ファッション小物 | ・帽子やスカーフ、アクセサリーなどが、玄関のさりげないアクセントになる ・外出時に決まって身に着けるものを玄関に置けば、忘れもの防止にも効果的 |
| 鏡 | ・光を反射する鏡を適切な位置に置くと、玄関をより広く明るく見せられる ・外出前に顔回りなどを映して、身だしなみを確認したり調整したりできる |
| アロマグッズ | ・ディフューザーやスプレー、キャンドルなど、おしゃれなデザインのグッズが多い ・玄関でよい香りを楽しむこともでき、家族やゲストをリラックスさせてくれる |
| 鍵・印鑑 | ・玄関に置いておくと、外出や荷物の受け取りの際に慌てずに済む ・見た目や防犯を重視するなら、缶や箱にまとめると、ディスプレイに活かせる |
飾り棚がない玄関のインテリア性をアップ!洗練されたディスプレイのコツ
玄関に飾り棚がない問題を解決する方法が見つかったら、飾るグッズの配置を工夫して、おしゃれなディスプレイを実現していきましょう。
ディスプレイのちょっとしたコツを知っておくと、玄関をより洗練された空間に見せられます。
ディスプレイの主なコツは、以下の3つです。
- 適度な空間を開けてアイテムを置く
- ディスプレイ全体のシルエットを整える
- テイストの統一感を意識する
ディスプレイのコツを、それぞれ詳しく解説します。
適度な空間を開けてアイテムを置く
飾り棚の上のディスプレイは、適度に空間を開けながらグッズを配置するのがコツです。
並べたいものが多いからといって、ぎゅうぎゅうに詰め込むと、せっかくの玄関ディスプレイも、おしゃれとはほど遠い印象になってしまいます。
飾り棚のサイズに合わせてグッズの数を絞り、「少し足りないのでは?」と感じるくらいがおすすめです。
そして、飾り棚の上に何もない空間もつくりつつ、レイアウトをしましょう。
グッズ間に余白が生まれることで、抜け感のある洗練されたディスプレイに仕上がります。
ディスプレイ全体のシルエットを整える
上手なディスプレイのコツとして、全体のシルエットが美しく整った形になるよう、各グッズを配置しましょう。
なかでも、比較的簡単に取り組みやすいのは、三角形のシルエットです。
背の高いグッズを飾り棚の中央寄りに置き、両端に向かってグッズのサイズがだんだん低くなるように配置すると、三角形のシルエットが構成できます。
あるいは、両端を高くする、逆三角形のシルエットにするのもおすすめです。
三角形の頂点を、ちょうど真ん中より少し左右のどちらかにずらすと、玄関のディスプレイがこなれた印象になります。
テイストの統一感を意識する
飾り棚のディスプレイをする際に、テイストの統一感を意識してグッズ選びをするのも、おしゃれに見せるコツの一つです。
せっかく飾り棚を玄関インテリアに合わせても、ディスプレイのグッズがさまざまなテイストの寄せ集めだと、まとまりに欠けた印象になってしまいます。
ディスプレイに統一感を出すには、素材や色を3つ程度に抑えるのが簡単な方法です。
グッズの種類は違っていても、素材や色にどこか共通点があるものを並べると、全体に調和の取れたディスプレイになります。
自宅にぴったりの解決策で、飾り棚がない玄関もゲストを招きたくなる空間に!
今回の記事では、飾り棚がない玄関の悩みを解決する方法や、代表的なアイテムの特徴、導入を検討する際のポイントについて、解説しました。
解決策を模索する際は、感覚的に決めるのではなく、自宅の玄関の広さや自分が飾りたいもの、現在のインテリアを振り返りつつ検討するのがおすすめです。
自宅の玄関にぴったりの解決策を見つけられたら、きっとゲストの訪問が待ち遠しくなる空間にできるでしょう。
イオリスペースでは、丸太の状態の無垢材から、さまざまなタイプの飾り棚や小物を製作しています。
記事内で紹介した6種類のほかにも、多彩な商品を用意しています。
玄関を、思い描いていたようなおしゃれな空間にするために、ぜひご活用いただけたら幸いです。
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