飾り棚付きの鏡の魅力とは?活用例や上手な選び方、おすすめ商品を紹介

室内に設置する鏡のスタイルはさまざまで、なかには飾り棚付きのタイプもあります。
鏡に飾り棚が付属していると、利便性やインテリア性もより高まり、日常での活用方法も広がります。
しかし、なんとなく飾り棚付きの鏡に心惹かれていても「実際の活用シーンや製品選びをイメージしづらい」という方もいるかもしれません。
そこで、今回の記事では、飾り棚付きの鏡を生活空間に取り入れるメリットや活用例、上手な選び方、そしておすすめ商品も紹介します。
飾り棚付きの鏡の魅力とは

飾り棚付きの鏡とは、文字通り、鏡に飾り棚が付いたもので、一つの製品でありながら「ものを映す」「ものを置く」という二つの機能を利用できるのが魅力です。
また、付属する棚は、フレームや構造を工夫してスペースを設けられており、鏡以外のデザインの印象も強くなります。
さらに、設置後は、飾り棚をディスプレイに利用して、元の姿以上におしゃれに装うことも可能です。
飾り棚付きの鏡は、実用面だけでなく、装飾面でも暮らしに大きな影響をもたらしてくれます。
毎日を過ごす空間に飾り棚付き鏡を取り入れるメリット
日々過ごす空間に、飾り棚付きの鏡を選んで設置した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
実感しやすいメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
- 空間をおしゃれに演出できる
- 鏡の近くに収納ができて利便性が高い
- スペース・予算・手間を節約できる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
空間をおしゃれに演出できる
飾り棚付きの鏡は、空間をおしゃれに演出できるのがメリットです。
元々、鏡は実用的な道具として役に立つだけでなく、インテリアアイテムとしても優れた力を持っています。
鏡は、壁の向こうに奥行きを錯視させたり、自然光や照明光を反射させたりして、実際よりも広く明るい空間に感じさせてくれるためです。
そのうえ、飾り棚が付属しているものは、鏡のフレームや棚の形にもデザインのアレンジが加えられています。
さらに、設置後も飾り棚を利用して、自分好みのディスプレイを施し、インテリアのおしゃれ感をアップさせることも可能です。
鏡の近くに収納ができて利便性が高い
鏡に飾り棚が付いていると、ディスプレイはもちろん収納にも利用でき、利便性が高いのもメリットです。
鏡は、顔や髪、体などを、自分では見えない方向から客観的に確認する際によく使用します。
チェックして、さらに整えたり手を加えたりする際には、専用のアイテムが必要になることも多いでしょう。
しかし、必要なものを離れた場所に収納していると、取りに行く手間がかかります。
使用頻度の高いアイテムを飾り棚に収納しておけば、時間を無駄にすることもありません。
スペース・予算・手間を節約できる
同時に二つの役割を持つ飾り棚付きの鏡は、効率よく設置できるのもメリットです。
まず、飾り棚と鏡を別々に設置するよりも、少ないスペースで済みます。
品質やサイズにもよりますが、予算も節約できる可能性が高いでしょう。
また、飾り棚付きの鏡なら取り付け作業も一度で終わるため、手間も省略できます。
どちらの役割も望んでいるのなら、効率よく導入できる飾り棚付きの鏡を利用しない手はありません。
便利でおしゃれ!飾り棚付き鏡の活用例

鏡といえば、洗面所のイメージが強いかもしれませんが、ほかの空間でも存在感を発揮してくれます。
具体的に、飾り棚付きの鏡がどのような場所やシーンで活用できるのか、代表的な例を紹介します。
玄関で身だしなみチェック用として
飾り棚付きの鏡を玄関に設置すると、外出前に最終的な身だしなみチェックができて便利です。
髪型やメイクの乱れをさっと直したり、アクセサリーの位置を整えたりすれば、慌ただしい時間のなかでも安心して出かけることができます。
飾り棚には、コームやちょっとしたメイクアイテム、アクセサリーのほか、キーケースや眼鏡、マスクなどを常備しておいてもよいでしょう。
玄関を出る前に鏡をのぞく習慣を付けておけば、飾り棚も自然と目に入り、忘れ物を減らせます。
リビングのインテリアアイテムとして
飾り棚付きの鏡をインテリアアイテムとしてリビングに取り入れると、おしゃれ感が格段に上がります。
鏡の反射によって、日々くつろぐ空間の広さや明るさが増して見え、新しい窓が一つ加わったかのような効果が得られるのもメリットです。
飾り棚付きの鏡そのものもインテリアのアクセントになるうえ、かわいいオブジェやイキイキとした観葉植物を並べて、自分好みの部屋にコーディネートすることができます。
寝室でドレッサー代わりとして
飾り棚付きの鏡を寝室に設置し、ドレッサー代わりとするのも、便利な活用方法の一つです。
日々のメイクやヘアケアを主に洗面所でおこなっているという場合、寝室に本格的なドレッサーは必要ないかもしれません。
しかし、就寝前のちょっとしたスキンケアやスキントラブルのチェック、ストレッチの姿勢の確認など、鏡やコンパクトな棚が役立つシーンは意外と多いものです。
飾り棚付き鏡なら、必要以上のスペースを取らずに、ドレッサーと同様の役割を果たしてくれます。
このように、飾り棚付きの鏡は機能性とデザイン性の両方を備えたインテリアとして、幅広いシーンで活躍します。
実際、「#棚付きミラー」や「#壁面インテリア」などのタグで検索すれば、SNS上で多くの実例を見ることができ、設置のヒントを得るのにも便利です。
気に入った投稿を参考に、鏡のサイズ感や周囲の色使い、棚に並べる雑貨のバランスまで工夫すれば、自分らしい空間を無理なく演出できるでしょう。
飾り棚付き鏡の上手な選び方と確認したいポイント
一口に飾り棚付きの鏡といっても、多種多様な製品が販売されています。
自分の目的や暮らし方にちょうどよい商品を取り付けるために、上手な選び方や確認ポイントを知っておきましょう。
選ぶ際の主なポイントは以下の4点です。
- 目的に応じた鏡のサイズで選ぶ
- 飾り棚付き鏡の設置方法で選ぶ
- 鏡のフレームと飾り棚の素材・デザインで選ぶ
- 飾り棚付き鏡の耐荷重を確認して選ぶ
各項目について、具体的に解説します。
目的に応じた鏡のサイズで選ぶ
まず、鏡のサイズに注目し、設置する目的に合っているものを選びましょう。
上半身をチェックするなら小さめ、全身の姿勢やコーディネートを確認するなら大きめの鏡が必要です。
基本的なサイズとしては、以下を目安にしてください。
目的 |
サイズの目安 |
---|---|
上半身を映す場合 | 幅30~45cm×高さ40~60cm |
全身を映す場合 | 幅30~45cm×高さ120cm程度 |
顔回りや髪型を簡単にチェックするだけなら、より小さいサイズでも問題ありません。
一方、家族と一緒に使用する場合は横幅の広いサイズ、空間をより広く明るく見せたい場合は、余裕のあるサイズを検討するのがおすすめです。
飾り棚付き鏡の設置方法で選ぶ
飾り棚付きの鏡の設置方法で絞り込むと、満足のいく商品を選びやすくなります。
飾り棚付き鏡の主な設置方法は、以下の4タイプです。
- ウォールミラー(シェルフ)タイプ
- つっぱりタイプ
- 立てかけタイプ
- 据え置きタイプ
ウォールミラータイプは、壁に直接取り付ける鏡に、飾り棚が付属しています。
余計な場所を取らず、都合のよい高さに設置できるのがメリットです。
つっぱりタイプは、床と天井に支柱をつっぱるラダータイプのラックに、鏡が備わっています。
収納やディスプレイのスペースが大きく取れるのが特徴です。
立てかけタイプや据え置きタイプは、床のスペースを取る反面、安定感には優れています。
どちらかというと、ディスプレイより収納を重視する場合に向いています。
鏡のフレームと飾り棚の素材・デザインで選ぶ
飾り棚付き鏡のインテリア性にも期待を寄せるなら、フレームや棚の素材・デザインにも目を向けて選びましょう。
鏡のフレームや棚の素材は、インテリアの印象を大きく変える要素です。
飾り棚付き鏡の代表的な素材には、以下の2種類があります。
- 木製
- 金属製
フレームや飾り棚が木の製品は、やわらかく温かみのある雰囲気で、どのようなテイストのインテリアにも合わせやすいのが特徴です。
一方、フレームや飾り棚が金属の製品は、硬質でスタイリッシュな雰囲気となり、モダンなインテリアによく似合います。
どちらの素材でも、鏡に対してフレームや飾り棚の存在感が大きいものほど、特徴が際立って見えます。
フレームの形や飾り棚の位置、塗装カラーなど、凝ったデザインの鏡も販売されているので、インテリアのアクセントとして利用したい方は、注目するとよいでしょう。
飾り棚付き鏡の耐荷重を確認して選ぶ
特に飾り棚にしっかりとものを置く予定にしている場合は、商品の検討時に耐荷重を確認しておきましょう。
小さなアイテムが中心のディスプレイなら、あまり負荷もかかりませんが、飾り棚に本格的な収納力を望んでいるのなら、重量についても考えておく必要があります。
置きたいものに対して、棚のサイズや耐荷重が少ないと、知らず知らずのうちに負荷をかけ、破損や落下につながってしまうかもしれません。
想定している収納物に見合った製品を選ぶことが大切です。
おしゃれな空間づくりにも役立つ!飾り棚付き鏡のおすすめ商品
無垢材にこだわっている家具工房のイオリスペースでは、棚付きの壁掛け鏡も取り扱っています。
ここでは、おしゃれな空間づくりにも役立つ、イオリスペースのおすすめ商品を5点紹介します。
棚付き壁掛け鏡 soft30ホワイト

棚付き壁掛け鏡のsoftシリーズは、空間にやわらかな印象をもたらす、優美なデザイン設計が特徴です。
ゆるやかなカーブを描くフレームや、さりげないアクセントにもなる通しホゾ(クギを使わず木材同士を組み合わせる伝統的な技法)など、細かな部分にもこだわり、美しさを追求して仕上げています。
soft30ホワイトは、フレームの素材に国産のシナ材を使っており、北欧風やナチュラルなインテリアにもなじみやすい、軽快で明るい色合いです。
飾り棚に観葉植物を置いてもよく似合います。
棚付き壁掛け鏡 soft30ウォールナット
soft30は、鏡面が30cm×40cmと、顔回りをチェックしやすいサイズです。
soft30ウォールナットは、フレームの素材に、丸太の状態で仕入れた北米産のウォールナットを使用しています。
ウォールナット材は、濃く深みのあるブラウンで、高級感や重厚感のある印象的な色合いです。
洋室の白い壁や和室の空間にもよく映えます。
壁にはビス2本と紐で簡単に設置できるほか、家具のうえに置いて使用することもできます。
棚付き壁掛け鏡 soft40クルミ
soft40は、鏡面が40cm×50cmと、soft30よりひと回り大きいサイズの壁掛け鏡です。
設置する空間や壁の広さ、家族の人数によっては、余裕のあるサイズを検討するのがおすすめです。
soft40クルミは、フレームの素材に国産のクルミを用いています。
クルミ材は、赤みがかったブラウンの色合いで、優しく温もりのある雰囲気に仕上がるのが特徴です。
天然素材ならではの趣ある木目や、経年による色合いの変化も楽しめます。
棚付き壁掛け鏡 soft50ホワイト
softシリーズのなかでも、soft50は、鏡面が50cm×60cmとかなり存在感のあるサイズです。
洗面所の後付けに適しているほか、忙しい朝に家族で使用したい場合や、インテリアのおしゃれ感をよりアップさせたい場合にも向いています。
フレームに国産シナ材を使っているsoft50ホワイトは、サイズが大きくても軽やかな印象です。
飾り棚のうえにお気に入りの雑貨や植物を並べると、フレーム内に小さなアートが生まれるように、雰囲気がまとまります。
【番外編】姿見30 /鏡ミラー(壁掛タイプ)
自宅に設置する鏡を検討していて、全身を映せるサイズの姿見に、心が惹かれる方もいるでしょう。
こちらは棚付きではありませんが、壁にすっきりと取り付けられる姿見です。
フレームのカーブや先端の丸み、上下に伸びるフォルムなど、デザインへのこだわりが優しい佇まいに表れています。
素材は、インテリアのテイストを選ばず、周囲と調和しやすい国産のクルミ材です。
幅30cmのほか、より幅の広い40cm、13cmのスリムタイプも選べます。
飾り棚付きの鏡を設置する場合に気を付けたいこと
飾り棚付きの鏡を設置する場合、日々快適に使用するために気を付けたい点があります。
知っておきたいポイントは以下の4つです。
- 鏡の映り込みを確認して位置を決める
- 鏡の設置は風水的に避けた方がいい場所もある
- 耐荷重を超えるものを飾り棚に置かない
- 鏡はくもりや汚れが目立つ前にこまめに掃除する
各内容について、以下で詳しく解説します。
鏡の映り込みを確認して位置を決める
飾り棚付きの鏡を設置する位置は、映り込みをしっかり確認したうえで決めましょう。
顔回りや髪などをチェックする目的で取り付けるのなら、鏡に映り込んだ頭が見切れないような高さに調整します。
ウォールミラータイプでは、フレームの上端を身長と同じ高さにするのがおすすめです。
また、空間を広く見せるためには、床面がしっかり映り込むように、鏡を低めに設置するのが効果的です。
より明るい雰囲気にしたいのなら、ガラスを通した太陽光や照明の明かりをよく反射する位置に、鏡を設置しましょう。
鏡の設置は風水的に避けた方がいい場所もある
風水の考え方によると、鏡には設置を避けた方がいい場所もあります。
代表的な例が、ドアや窓のちょうど向かい側です。
風水では、ドアや窓は気が出入りするところであり、その向かい側に鏡を置くと、せっかくよい気が家に入ってきても、はね返してしまうと考えられているためです。
玄関に飾り棚付き鏡を置きたい場合も、風水を意識するのなら、正面ではなく、左右のどちらかを選んで設置するとよいでしょう。
耐荷重を超えるものを飾り棚に置かない
鏡に付属している飾り棚には、重すぎるものを載せないように注意しましょう。
特に、飾り棚のサイズが大きいタイプなど、耐荷重が記載されている商品は、事前に確認しておくと安心です。
ディスプレイや収納に、耐荷重を超えるような重いものを置くと、棚や壁に負荷がかかり、破損や落下する恐れもあります。
重量を意識しながら適度なディスプレイや収納をすることで、飾り棚付き鏡を長く愛用できます。
鏡はくもりや汚れが目立つ前にこまめに掃除する
飾り棚付きの鏡を設置したら、こまめな掃除を心がけましょう。
なかでも、鏡面は、汚れが付着しやすく、目立ちやすい場所です。
人が何気なく触れることも多く、いつのまにか溜まるホコリのほか、指紋や化粧品などが付くこともあります。
日常的な手入れでは、やわらかく乾いた布で、鏡面を拭くようにしましょう。
汚れが目立ってきたら、中性洗剤やガラスクリーナーのスプレー液を使用し、やわらかい布で拭き取ると効果的です。
そのあと、乾いた布で仕上げ拭きをします。
きれいな状態を維持するためには、定期的なメンテナンスが大切です。
インテリア性もアップさせる飾り棚付き鏡で暮らしを豊かに!
今回の記事では、飾り棚付きの鏡を暮らしに取り入れるメリットや、満足できる商品の選び方などを解説しました。
飾り棚付きの鏡は、機能性だけでなく、インテリア性にも優れているのが特徴です。
サイズや設置方法、素材・デザインに注目して、空間にぴったりの製品を選ぶと、毎日をより楽しく、豊かにしてくれます。
株式会社イオリスペースは、無垢材を丁寧に加工して、一つひとつハンドメイドで仕上げている家具工房です。
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