飾り棚でキッチンを快適に!後悔しない取り入れ方とおしゃれな商品を紹介

キッチンへの飾り棚の設置を「後悔した…」という声も、インターネット上には見られます。

後悔の口コミを見聞きすると、これから自宅のキッチンに飾り棚を取り付けたいと考えている方は、迷いや不安を感じることもあるかもしれません。

一方で、飾り棚は、導入のメリットも多いアイテムです。

上手に活用すれば、新たな収納スペースを増やすことにも、憧れのインテリアを実現することにも役立ってくれます。

そこで、今回の記事では、キッチンの飾り棚の設置について、後悔の具体的な理由や導入のメリット、後悔しないための注意点を解説し、おすすめのおしゃれな商品も紹介します。

キッチンの飾り棚の設置を後悔するケースもある!

キッチンに飾り棚を後付けして、「失敗した」と後悔するケースもあります。

同じ失敗を避けるために、後悔の具体的な内容や理由を知っておきましょう。

飾り棚やアイテムが汚れやすい

後悔の大きな理由の一つは、キッチンに設置した飾り棚や載せたアイテムが汚れやすいことです。

飾り棚は一般的に、ものを置くスペースに扉がなく、キッチン内の空気にさらされています。

特に調理を行うキッチンでは油を使う機会が多く、飾り棚の周辺にも水分とともに蒸発した油が付着したり、ホコリと油が一緒になって固まったりします。

また、手が届きにくい位置に飾り棚を設置した場合は、日常的な掃除が困難になるのも、後悔につながる原因です。

収納力の不足や限界を感じる

せっかく飾り棚を設置したのに、思ったより収納力が低いと、後悔を感じることになります。

導入前に飾り棚のサイズの確認を怠った場合、予定していたものが置けなかったり、飾り棚からはみ出たりすることもあります。

なかでも見落としがちなのが、飾り棚の奥行きです。

ディスプレイを目的とする飾り棚は、意外と奥行きが狭い製品も多いのです。

奥行きをチェックせずに設置する飾り棚を決めてしまうと、実際に使うときになって収納力不足に気づき、後悔する可能性が高くなります。

生活感や雑然とした印象が強くなる

キッチンをおしゃれにしたかったはずなのに、飾り棚のうえに生活感や雑然とした印象が強く出てしまうのも、設置を後悔する理由です。

おしゃれなディスプレイにはコツがあり、無計画に配置すると、うまくいかないこともよくあります。

また、設置当初は飾り棚のディスプレイを美しく整えても、便利なだけについ物を置いたり重ねたりして、いつのまにかごちゃついてくるケースもあるようです。

飾り棚や収納物の落下リスクに不安がある

飾り棚や収納したアイテムの落下リスクに不安を感じ、設置を後悔する方もいます。

万が一、大きな地震が起きた場合、扉のない飾り棚では置いたアイテムの落下や破損が生じるかもしれません。

安全面を優先する考えから、思うように収納やディスプレイができないと、飾り棚の設置そのものも失敗だと感じることになります。

ポイントを押さえれば後悔なし!メリットも大きいキッチンの飾り棚

キッチンに飾り棚を取り入れることには、もちろん大きなメリットもあります。

しっかりポイントを押さえて選択や設置を進めれば、後悔することなく飾り棚のある空間を楽しめます。

主なメリットは、以下の3つです。

  • キッチンやダイニングのおしゃれ感が高まる
  • 料理や片づけの作業効率がよくなる
  • 家族・ゲストと過ごす時間が豊かになる

キッチンに飾り棚を設置するメリットについて、詳しく見ていきましょう。

キッチンやダイニングのおしゃれ感が高まる

飾り棚は、上手にディスプレイすると、キッチンのインテリアのおしゃれ感を高められるのがメリットです。

キッチンがダイニングやリビングと連続する間取りになっている場合、魅力的な雰囲気はダイニングやリビングにも影響します。

たとえば、お気に入りのデザインの食器や調理家電を展示するように並べて、すてきなカフェのような空間に近づけることも可能です。

飾り棚に置くアイテムで、自分の嗜好や個性を表現したり、季節感を取り入れたりすることも楽しめます。

飾り棚は、キッチンのインテリアをセンスアップしたいと考えている方には、ぴったりのアイテムです。

料理や片づけの作業効率がよくなる

キッチンに飾り棚をうまく配置すれば、料理や片づけなどの作業効率がよくなるのもメリットです。

単にスペースが増えるのはもちろん、手が届きやすくオープンな空間に収納できるので、調理器具や調味料などを出したり戻したりするのに無駄な時間がかかりません。

これまで扉や引き出しのなかに置いていたものを、飾り棚を利用して収納すれば、作業のひと手間や急いでいるときのストレスも軽減できます。

飾り棚は、キッチンでの家事をより効率的にしたい方にもおすすめです。

家族・ゲストと過ごす時間が豊かになる

キッチンへの飾り棚の設置は、家族やゲストと過ごす時間をより豊かにすることにつながります。

キッチンを理想のインテリアに変えて、家事の作業効率やモチベーションが上がれば、家族やゲストにも、ゆとりを持った対応ができるでしょう。

また、キッチンやリビングが魅力的な空間になると、家族やゲストにも居心地のよさを感じてもらえます。

親しい人たちとのコミュニケーションも、きっとこれまで以上に楽しめるはずです。

キッチンの後付け飾り棚の導入で後悔しないための注意点

キッチンの飾り棚の導入を後悔しないためには、選ぶときや取り付けるときにも、注意したいことがあります。

キッチンの飾り棚は、ある程度計画性を持って、導入を進めることが大事です。

まずは、収納とディスプレイのどちらを重視するかを考え、具体的に置きたいアイテムを想定しておきましょう。

そのうえで、以下の点に気を付けます。

  • 飾り棚の幅や奥行サイズを確認しておく
  • キッチンインテリアと相性のよい素材や色を選ぶ
  • 検討している飾り棚の耐荷重をチェックする
  • キッチンでの作業動線を意識した位置に設置する
  • 自分の目的に合わせた高さに取り付ける
  • 必要に応じて滑り止めアイテムを検討する

以下で、各項目について解説します。

飾り棚の幅・奥行きの寸法を確認しておく

飾り棚を選ぶ際には、商品の幅や奥行きのサイズを忘れずに確認しましょう。

目的のアイテムがきちんと収まるかどうか、また、キッチンの設置スペースにちょうどよいかをチェックします。

飾り棚が小さすぎると、収納やディスプレイが計画通りにできず、後悔することになるかもしれません。

逆に、飾り棚が大きすぎる場合、部屋に圧迫感が生じたり、ディスプレイや日常的な掃除がしにくかったりすることがあるので、注意しましょう。

キッチンインテリアと相性のよい素材や色を選ぶ

飾り棚は、自宅のキッチンのインテリアを考慮に入れ、相性のよい素材や色を選ぶのがおすすめです。

たとえば、北欧風やナチュラルインテリアを意識しているのなら木製や温かみのあるカラー、スタイリッシュでモダンなインテリアなら金属製やモノトーンカラーといった選び方です。

部屋の雰囲気になじみやすいデザインの飾り棚を選ぶと、ディスプレイとの相乗効果で、より魅力的な空間にできます。

検討している飾り棚の耐荷重をチェックする

飾り棚を検討するときには、候補の商品の耐荷重を必ずチェックしておきましょう。

収納やディスプレイをしたいものに対して耐荷重が不足していると、地震が発生しなくても、飾り棚やアイテムが落下するリスクが高まります。

落下によって大事なものや壁が損傷すると、飾り棚の設置を後悔することになりかねません。

キッチンでの作業動線を意識した位置に設置する

新しい飾り棚をキッチンに設置する際は、作業動線を意識して、位置を決めることが大切です。

特に、よく使用する調味料や調理器具などを置く場合、飾り棚が動線上にあれば、流れるように作業が進められます。

取り付け位置を誤ると、かえって作業効率がダウンして後悔することになるので、注意が必要です。

自分の目的に合わせた高さに取り付ける

キッチンの飾り棚を設置する高さは、自分の目的に合わせて決めましょう。

収納が目的の場合、日常的に使用するものなら手の届きやすい高さに、使用頻度が低いものならやや高めに設置するのがおすすめです。

ただし、手入れのしやすさも考慮に入れるようにしましょう。

一方、ディスプレイが目的の場合は、見栄えよく、目線の高さに合わせるのがポイントです。

キッチンに立った姿勢だけでなく、ダイニングやリビングの椅子やソファに座った姿勢からも高さを確認しておくとよいでしょう。

必要に応じて滑り止めアイテムを検討する

オープンな飾り棚に地震対策を講じておきたい場合は、滑り止めアイテムを検討するのも一つの方法です。

滑り止めアイテムはジェルやシート、メッシュなどさまざまなタイプがあるので、目的に合うものを選択します。

たとえば、ディスプレイするアイテムにはジェルタイプ、調味料や食器にはシートタイプといった使い分けも可能です。

転倒リスクを低減できるだけでなく、アイテムによっては飾り棚の汚れも防止できます。

キッチンをおしゃれに彩る!後付け可能な飾り棚のおすすめ商品

ここでは、キッチン向きのおしゃれな飾り棚を5つ厳選して、紹介します。

株式会社イオリスペースで製作している、無垢材の風合いを活かした飾り棚です。

ぜひお気に入りを探してみてください。

壁掛け棚フック付きウォールシェルフ Light ゼロ

Light ゼロは、キッチンや玄関などのスペースで使いやすい、フック付きの飾り棚です。

天板にはウォールナット材、支えにはクルミ材を使用しており、異なる色合いの調和とナチュラルな木目の美しさが目を引き付けます。

幅43cm、奥行き12cmとコンパクトなサイズながら、天板のエッジや支えにやわらかなカーブを付けた繊細なデザインが魅力です。

北欧風からモダンまで、どのようなインテリアにもよくなじみます。

フック付きウォールシェルフ エイチ ゼロ クワモデル

エイチ ゼロは、幅35cm、奥行き11cmとコンパクトな飾り棚です。

棚の下にはフックが付属しているので、キッチンでよく使う調理器具などを吊るすことができます。

素材は、優しい色合いのクワ材とクリ材の組み合わせです。

木材に施されたやわらかな曲線が温かみのある雰囲気をつくるとともに、左右の縦ラインがインパクトも与えてくれます。

キッチンにオリジナリティ豊かなディスプレイをしたい方にもおすすめです。

ウォールシェルフゼロ56クルミ

ウォールシェルフゼロ56クルミは、国産クルミの無垢材を加工した、シンプルな飾り棚です。

棚のうえには横ラインの溝を付け、ポストカードや写真などを立てかけられるようにしています。

石膏ボードの壁にピン6本で取り付けられるので、穴を開けたくない賃貸のキッチンにも向いています。

設置用のピンを差し込んだ穴は、木ダボで埋めるので、上下左右どちらから見てもおしゃれです。

壁掛け飾り棚タナプラス110クルミ

タナプラス110クルミは、キッチンに収納やディスプレイのスペースを大きく取りたい場合に、おすすめの飾り棚です。

素材には、キッチンの白い壁にもよく映える、赤みがかったブラウンのクルミ材を使用しています。

ハンドメイドで仕上げており、ナチュラル感いっぱいの繊細なデザインが魅力です。

幅56cm、奥行き11cmのサイズがあり、耐荷重は10kgなので、ちょっとした食器や観葉植物を置いてもしっかりと支えてくれます。

飾り棚でキッチン背面をおしゃれに見せる!後悔しないディスプレイのコツ

飾り棚のディスプレイでおしゃれな空間をつくるには、コツがあります。

特に、対面キッチンやアイランドキッチンなどの背面に飾り棚を設置した場合、ディスプレイの良し悪しは、ダイニングやリビングの雰囲気にも関係してきます。

ディスプレイの主なコツは、次の4点です。

  • 飾り棚にアイテムを詰め込みすぎない
  • 色やテイストに統一感のあるアイテムを置く
  • 複数の飾り棚を段違いで活用する
  • 観葉植物やハーブを取り入れる

それぞれのコツについて、以下で詳しく解説します。

飾り棚にアイテムを詰め込みすぎない

キッチンのディスプレイをおしゃれにするには、飾り棚にアイテムを詰め込みすぎないのがコツです。

飾り棚を収納物で埋め尽くすと、雑然とした印象となり、失敗や後悔を感じることになってしまいます。

ある程度アイテム同士の間隔を開け、何もない空間もつくることで、洗練されたレイアウトに見せられます。

アイテム数が多い場合は、グループ分けをするのがポイントです。

グループ内のアイテムを前後に重ねて配置すると、グループ同士の間隔を広く取れます。

色やテイストに統一感のあるアイテムを置く

キッチンのおしゃれな空間づくりを成功させるには、飾り棚に置くアイテムの色やテイストに、統一感を持たせるのもポイントです。

たとえば、アイテムの色を3つ程度に絞ったり、キッチンインテリアのテーマカラーに合わせたりすると、すっきりとまとまります。

また、ナチュラルやレトロ、モダンなど、キッチンと同じテイストをアイテムのなかに散りばめるのも、統一感を出す方法としておすすめです。

複数の飾り棚を段違いで活用する

置きたいアイテムの数や種類によっては、キッチンに複数の飾り棚を設置して段違いで活用するのも、ディスプレイを魅力的に見せる方法です。

アイテムの目的や役割ごとに、配置する段を決めておくと、美しく整った印象になります。

たとえば、上段にお気に入りの食器を飾り、下段にシリーズのスパイスボトルを並べるというように決めておくと、戻すときも迷わず、見栄えのよさを維持しやすくなります。

観葉植物やハーブを取り入れる

飾り棚のおしゃれなディスプレイにぜひ取り入れたいのが、観葉植物やハーブです。

色彩美しく個性豊かな植物は、一つ置くだけで、辺りを優しくやわらかな雰囲気にしてくれます。

ハーブは香りもよく、フレッシュなまま調理に利用できるのもメリットです。

計画的な飾り棚の導入なら後悔なし!キッチンをおしゃれに変身させよう!

今回の記事では、キッチンに導入した飾り棚に対する後悔の内容や、後悔なく取り入れるための注意点、おすすめの商品などを紹介しました。

キッチンは、さまざまな家事を行う場です。

上手に飾り棚を活用すれば、作業効率やおしゃれ感を高められ、キッチンで過ごす時間をより快適にできます。

飾り棚導入の後悔を避けるためには、計画性を持って商品選びや設置、アイテムの配置をすることが大切です。

イオリスペースでは、無垢材を素材として、大小さまざまな飾り棚を製作・販売しています。

ピックアップした5点以外にも、キッチン向きのおしゃれな商品をたくさんそろえています。

ぜひ一度チェックして、好みの飾り棚を見つけてください。

飾り棚キッチン

Posted by iori