コーナーシェルフの魅力とは?選び方やおすすめ商品、おしゃれな活用法を解説

部屋の隅のスペースを有効活用したい方におすすめなのが、コーナーシェルフです。

コーナーシェルフは角にぴったりと収まり、省スペースながらも収納やディスプレイができます。

設置方法やサイズ、デザインなどを工夫すれば、空間におしゃれなアクセントを与えられるでしょう。

この記事では、コーナーシェルフの特徴やおすすめの商品を紹介し、選び方や活用アイデアまで解説します。

コーナーシェルフとは?家具の特徴や魅力

コーナーシェルフとは、部屋の角に置いて隅のスペースを活用できる収納家具のことです。

具体的なメリットとしては、以下の4つが主な魅力です。

  • 隅のデッドスペースを有効活用できる
  • 狭い部屋でも設置しやすい
  • 収納スペースを広げられる
  • おしゃれなインテリアとして空間演出できる

それぞれの特徴について解説します。

隅のデッドスペースを有効活用できる

コーナーシェルフは、隅のデッドスペースを有効活用できます。

部屋の角には家具が置きにくく空いたままになりがちです。

コーナーシェルフを使えば、四隅のスペースを効率よく活用できます。

たとえば、リビングの角に設置して、本や観葉植物を並べると、普段は目立たない隅がディスプレイエリアに早変わりします。

トイレや玄関などの限られた空間でも、小物置きとして活躍するのが魅力です。

コーナーシェルフによって、無駄になりやすい隅が収納や飾りの場になり、部屋全体の印象を変えられます。

狭い部屋でも設置しやすい

コーナーシェルフは狭い部屋でも設置できるのがメリットです。

ワンルームや賃貸では、家具の配置に悩む方も多いでしょう。

コーナーシェルフは壁際の角に沿って置けるため、動線を邪魔しません。

奥行きが20〜30cm程度のスリムなものが多く、圧迫感を感じさせない点がメリットです。

高さのあるタイプのコーナーシェルフでも角に収まりやすいため、他の家具と比べて幅を取りません。

限られたスペースで収納力をアップさせたい方や、おしゃれな空間を演出したい方にとって、取り入れやすい家具です。

収納スペースを広げられる

コーナーシェルフは、収納量を増やしたい際にも便利な家具です。

棚板の枚数や段差を増やせば、本や小物、調味料やタオルなど、幅広いアイテムを整理できます。

置き場所ごとに収納するアイテムを分類すると、必要なものをすぐに取り出せるため、スムーズかつ快適に生活できます。

収納力をアップさせるだけでなく、部屋の中のものが散らかりにくくなるため、すっきりとした空間を保ちやすいです。

おしゃれなインテリアとして空間演出できる

コーナーシェルフは単なる収納家具だけではなく、インテリアのアクセントにもなります。

たとえば、お気に入りのアートや写真立てを置いたり、季節の花や観葉植物を飾ったりすると、部屋の印象が華やかに変わります。

収納とディスプレイ両方の役割を持つため、生活感を抑えつつ、デザイン性を高められるのが魅力です。

コーナーシェルフは無機質になりがちな部屋の角をおしゃれに整えられ、居心地の良い空間が作れます。

木製で温かみのあるインテリアに!おすすめコーナーシェルフ商品3つ

ここでは、スリムに設置できるおすすめの木製コーナーシェルフ商品を3つ紹介します。

温かみのある無垢材をつかった創作家具で、シンプルながらもモダンでおしゃれな商品です。

気になるコーナーシェルフがないか、ぜひチェックしてみてください。

コーナーシェルフ カドロングゼロ クリ

横に長くスペースが広がっている、左右非対称なデザインが特徴的なコーナーシェルフです。

徐々に薄くなるエッジの形状にこだわっており、設置するだけでインテリアのワンポイントになります。

サイズは長いところが約50cm、奥行きは20cmで、部屋に合わせて使えるように左モデルと右モデルどちらも用意しています。

100%国産のクリ材を使用しており、明るい茶色から深みのある茶色へ経年変化を楽しめる色合いです。

取り付けは簡単で、目立ちにくい穴のため賃貸でも設置できます。

コーナーシェルフ カドロングゼロ クリ 右 モデル

コーナーシェルフ カドワイドゼロ ウォールナット

スペースが限られている場所にも、コンパクトに設置できるコーナーシェルフです。

奥行きは最大25cm、幅34cmで、小物などをおしゃれに飾れるため、壁の角にも視線が行きます。

階段や廊下、トイレなどの狭い場所にも取り付けでき、約3kgの耐荷重でちょっとした収納にも便利です。

素材は無垢材の中でも人気のあるウォールナットで、深みのあるこげ茶色は高級感がたっぷりです。

細部のディテールにもこだわっており、繊細さを感じさせる少しずつ薄くなるエッジと脚がスタイリッシュに見せてくれます。

コーナーシェルフ カドワイドゼロ ウォールナット

コーナーシェルフ カドビッグゼロ クリモデル

「カドビッグゼロ」は奥行きは最大30cm、幅は40cmのコーナーシェルフで、「カドワイドゼロ」よりも大きく、収納性とデザイン性を兼ね備えています。

手削りで天板や脚の形を整えており、設置するだけでも飾りになるインテリアです。

優しい茶色のクリの素材で、和から洋まで幅広いテイストに調和します。

また、設置方法は、ピン3本で壁に固定し、本体を差し込むだけの簡単な取り付けです。

部屋の隅が引き立つ木製コーナーシェルフは、空間のアクセントとして目を引きます。

コーナーシェルフ カドビッグゼロ クリモデル

自宅に合ったコーナーシェルフの選び方

自宅に合ったコーナーシェルフを選ぶために、以下の点をチェックするのがポイントです。

  • 設置方法で選ぶ
  • サイズで選ぶ
  • 素材やデザインで選ぶ
  • 機能面で選ぶ

ここでは、選び方についてそれぞれ解説します。

設置方法で選ぶ

コーナーシェルフは設置方法から自分の好みに合わせて選べます。

以下では、「置き型タイプ」「壁付けタイプ」「突っ張りタイプ」の主に3つのタイプについて、解説します。

床に直接置くだけの「置き型タイプ」

置き型タイプは、床に直接置くだけの設置が簡単なコーナーシェルフです。

壁を傷つけないため、賃貸でも安心して置けます。

棚数が多いモデルなら、収納量をアップさせられるため、ごちゃついた部屋の整理が可能です。

たとえば、リビングの角に複数段タイプのコーナーシェルフを設置すれば、下段部分に雑誌や小物を収納し、上段に植物をディスプレイできます。

また、本体を動かせるので、掃除や模様替えの際にも便利です。

ネジで固定する「壁付けタイプ」

ネジで固定する壁付けタイプのコーナーシェルフは、床面をふさがず、圧迫感が抑えられます。

好きな高さに設置でき、玄関やトイレなど狭いスペースでも動線の邪魔にならないのが特徴です。

棚をネジで留めて取り付けるため、耐荷重は金具によって異なり、ネジ穴の跡には注意が必要です。

省スペースにおしゃれなコーナーシェルフを置きたい方に向いています。

賃貸でも取り付けられる「突っ張りタイプ」

天井と床で柱を固定する突っ張りタイプのコーナーシェルフは、縦方向の空間を広く使えます。

壁に穴を開けずに設置できるため、賃貸でも取り付けられるのがメリットです。

さらに、耐荷重が比較的大きいモデルも多く、収納性にも優れています。

支柱が壁面に沿って立つため、圧迫感を抑えて狭いスペースを広々と見せてくれます。

サイズで選ぶ

コーナーシェルフは、置くものや設置場所からサイズを選ぶのが大切です。

奥行きが深いと、扉の開閉や通行の邪魔になってしまいます。

とくに玄関や廊下に置く場合は、30cm以内の奥行きを選び、ぶつからないように高さを調整する必要があります。

購入前に実測しておくとイメージしやすいでしょう。

素材やデザインで選ぶ

コーナーシェルフの素材やデザインは、部屋のテイストに合わせて選ぶのがおすすめです。

たとえば、温かみのある木製なら、北欧風やナチュラルなテイストにマッチします。

ほかにも、スチールやアイアンだと、スタイリッシュで耐久性も高いです。

床材や部屋の雰囲気にあわせて選ぶと、統一感があり、おしゃれな空間を演出します。

機能面で選ぶ

コーナーシェルフは、耐荷重や扉の有無、棚の可動といった機能性で選ぶことができます。

大きい耐荷重で収納力を高める

重たいものを置く際には、大きい耐荷重のコーナーシェルフを選ぶ必要があります。

とくに本や書類といった重たいものをまとめて置く場合、棚一枚当たりの耐荷重を確認しておくと安心です。

小物や雑貨などの軽いものであれば、2〜3kg程度の耐荷重でも十分ですが、耐荷重には余裕を持って選びましょう。

扉付きで中身を隠す

扉付きのコーナーシェルフは、中身を隠せるので、生活感が抑えられます。

たとえば、トイレの角に設置すれば、トイレットペーパーや掃除道具を見せずに収納できます。

来客時でも扉付きのコーナーシェルフに収納しておけば、雑多なものを隠せて便利です。

可動式棚で高さを調整する

可動式棚のコーナーシェルフは、高さの違うものでも棚の位置を調整して置けます。

たとえばキッチンに設置して、下段に背の高いオイルボトル、上段にコンパクトなスパイスを置く際に、棚の位置を変えてすっきり収納できます。

可動式棚は置くものにあわせて調整でき、用途に応じて使えるのが魅力です。

【用途別】コーナーシェルフの活用シーン

コーナーシェルフは部屋ごとの用途にあわせて、以下のように役割を変えられます。

  • リビング:雑貨や観葉植物を飾っておしゃれに
  • キッチン:調味料や家電の収納に
  • 玄関:靴や小物のスマートな整理に
  • トイレ・洗面所:省スペースで見た目もスッキリと
  • 書斎:本やルーターの置き場所に

以下、それぞれの活用シーンについて、解説します。

リビング:雑貨や観葉植物を飾っておしゃれに

リビングにコーナーシェルフを置く場合、見せる収納で部屋の印象をアップさせられます。

たとえば、雑貨やアートといった小物や観葉植物を飾ると、部屋の角をフォーカスポイントとして視線を集められます。

ソファの後ろやテレビ横に置けば、動線を邪魔せずに収納可能です。

キッチン:調味料や家電の収納に

キッチンには、調味料や家電の収納にコーナーシェルフが役立ちます。

調味料やスパイスといった小さい物も散らばらずに、キッチン内がきれいにまとまります。

角の収納ができるコーナーシェルフなら、取り出す作業もスムーズです。

玄関:靴や小物のスマートな整理に

玄関にコーナーシェルフを設置すると、靴や小物を整理整頓できます。

来客時に隠したい物は扉付きのコーナーシェルフだと安心です。

コーナーシェルフを使うと、生活感を抑えておしゃれに収納できます。

トイレ・洗面所:省スペースで見た目もスッキリと

トイレや洗面所といった狭いスペースでも、コーナーシェルフを使って収納できます。

掃除道具やペーパー類などをまとめられるため、見た目もスッキリと保てます。

突っ張りタイプや壁付けタイプのコーナーシェルフなら、床をふさがずに掃除もしやすいです。

書斎:本やルーターの置き場所に

コーナーシェルフを書斎に置く場合は、本やルーターの置き場として活用できます。

デスク周りに散らかりがちなものを収納でき、ワークスペースを広く使うことが可能です。

おしゃれに収納できるコーナーシェルフを取り入れると、作業効率をアップできるでしょう。

コーナーシェルフをおしゃれに取り入れるアイデア

コーナーシェルフを取り入れて、部屋の印象をおしゃれに変えるアイデアとして、以下の3つを紹介します。

  • 観葉植物やアートを飾って部屋を彩る
  • 照明器具を使って陰影と奥行きを演出する
  • 見せる収納で自分らしさを表現する

それぞれのアイデアについて解説します。

観葉植物やアートを飾って部屋を彩る

コーナーシェルフに観葉植物やアートを飾ることで、無機質になりがちな隅に彩りをプラスできます。

小さいサイズの観葉植物でも、リビングや寝室に置くだけでリラックス空間になるでしょう。

アートフレームや写真を組み合わせると、視線が自然とコーナーシェルフ周辺に集まり、部屋全体のおしゃれ度が上がります。

照明器具を使って陰影と奥行きを演出する

コーナーシェルフに照明器具を置くと、光と影のコントラストで奥行きのある雰囲気に変わります。

間接照明やLEDライトを下に仕込むと、ディスプレイした雑貨や植物が柔らかく浮かび上がり、ホテルライクなムードになります。

とくに夜はメイン照明を落として間接照明だけにすると、コーナーシェルフの照明によって落ち着きのある演出が可能です。

見せる収納で自分らしさを表現する

コーナーシェルフは、単なる収納家具ではなく、見せる収納として個性を出せるインテリアです。

お気に入りの本や雑貨をディスプレイするだけで、自分の趣味を反映できます。

訪問者の目を引くフォーカスポイントにもなり、部屋を自分好みにデザインできます。

コーナーシェルフでデッドスペースを有効活用しよう

コーナーシェルフは、デッドスペースになりがちな部屋の隅を有効活用できる家具です。

雑貨や植物を飾って空間を彩ったり、日用品を整理してすっきりと見せたりと、実用性とデザイン性どちらも持っています。

設置方法やサイズ、素材といった特徴からコーナーシェルフを選び、自宅の雰囲気にあわせて取り入れられるのも魅力です。

イオリスペースでは、さまざまな無垢材の家具を手作りしており、シンプルで長く使えるコーナーシェルフを多く用意しています。

部屋の印象をおしゃれにするために、ぜひ活用してみてください。