穴を開けないで使える!ウォールシェルフの選び方とおしゃれな商品を紹介
壁に穴を開けたくない場合や賃貸物件でも、ウォールシェルフの設置は可能です。
穴を開けないウォールシェルフにも種類やデザインが豊富にあるため、正しく選ぶことで安全でおしゃれな空間を演出できます。
この記事では、穴を開けないウォールシェルフの選び方とおすすめの商品を紹介します。
賃貸OK!穴を開けないウォールシェルフの種類と特徴
穴を開けずに設置できるウォールシェルフは、主に以下の3タイプです。
- つっぱりタイプ
- ピンタイプ
- シールタイプ
ここからは、賃貸にも取り付けやすい種類について詳しく見ていきましょう。
つっぱりタイプ
穴を開けないウォールシェルフでイメージされやすいのがつっぱりタイプです。
天井と床で柱をつっぱり固定するため、壁に穴が開かない点がメリットです。
縦方向に設置するため安定しやすく、柱に棚板を取り付けて雑貨や本、植物などある程度重さのあるアイテムも飾れます。
設置場所の自由度が高く、実用的な収納が可能なウォールシェルフです。
ピンタイプ
ピンで留めるタイプのウォールシェルフは、細いピンを壁に刺して使用します。
壁に空く穴を最小限に抑えられるため、外した跡が目立ちにくく賃貸でも設置しやすいです。
耐荷重は商品によって異なり、小さいものから中程度のものまで幅があります。
複数のピンで支える仕様が多いため、軽い小物だけでなく写真立てや小型の植物などを飾る用途にも使えます。
取り付ける際に特別な工具が不要なため、設置しやすい点も魅力です。
シールタイプ
シールタイプのウォールシェルフは、強力な粘着シートを使って壁に貼り付ける仕様です。
壁に穴を開けずに設置できる最も手軽な方法です。
粘着面が広いと接着する際に安定しやすく、ちょっとした収納がほしい場所に取り付けられます。
ただし、重たいものを乗せるのには不向きのため、軽い雑貨やコスメ、調味料などの小物の収納に適しています。
穴を開けないウォールシェルフを選ぶ際に確認すべきポイント
穴を開けないウォールシェルフを選ぶ際には、次の3点を確認しておくのが大切です。
- 設置する壁の材質を確認する
- 飾るアイテムの重さから必要な耐荷重を把握する
- 棚のサイズやテイストが部屋と合うかチェックする
以下からは、事前に確認すべきポイントについてそれぞれ詳しく解説します。
設置する壁の材質を確認する
穴を開けないウォールシェルフでも、壁の材質によって使えるタイプが異なるため、事前のチェックが必要です。
とくに賃貸に多い石膏ボードの壁以外にも、コンクリートや木の板が使われているケースもあります。
石膏ボードにはピン留めタイプ、木の板壁にはネジやビス留めタイプが向いています。
壁の材質を確認するには、画びょうを刺してみる方法が簡単です。
壁に画びょうを刺して、白い粉が付けば石膏ボード、付かない場合は木壁、全く刺さらないとコンクリート壁の可能性があります。
飾るアイテムの重さから必要な耐荷重を把握する
ウォールシェルフを選ぶ際には耐荷重の確認が重要です。
穴を開けないタイプは、一般的なネジ留めタイプより耐荷重が小さい傾向があります。
必要な耐荷重の目安として、雑貨や小物を載せる場合は3kg前後あれば十分です。
小型の植物や本などを乗せるには5kg以上が必要なケースもあります。
商品によって耐荷重が記載されているため、飾りたいアイテムが乗せられるかを確認しておきましょう。
棚のサイズやテイストが部屋と合うかチェックする
穴を開けずにおしゃれなウォールシェルフを取り入れるには、サイズやデザインが部屋になじむかどうかもポイントです。
とくに賃貸や狭い空間ではスペースが限られるため、棚の実寸を事前に把握し、生活動線の邪魔にならないかもチェックが必要です。
たとえば、収納に便利な深さがあるウォールシェルフは、圧迫感が出てしまうケースもあります。
また、ウォールシェルフの素材や色を部屋の雰囲気に合わせると、統一感が出ておしゃれに見えます。
おしゃれな北欧風!穴を開けない賃貸OKのウォールシェルフ5選
穴を開けないウォールシェルフはさまざまなデザインがあり、部屋の雰囲気や用途に合わせて選べます。
イオリスペースでは、以下のように賃貸OKの北欧風のウォールシェルフを多数展開しています。
- ウォールシェルフゼロ40クリ
- コーナーシェルフ カドワイドゼロ クリモデル
- 壁掛け飾り棚ライン70ホワイト ゼロ モデル
- キーフック&ウォールシェルフ ショート ホワイト ゼロモデル
- フック付きウォールシェルフ Light ゼロ ウォールナット
ここからは、各商品を詳しく紹介します。
ウォールシェルフゼロ40クリ
国産クリ無垢材を使ったナチュラルモダンでコンパクトなウォールシェルフです。
幅41cm・奥行き10cmのコンパクトサイズで、トイレや玄関のちょっとした壁にも収まります。
石膏ボード壁専用の極細ピンで固定するため、穴が目立ちにくく賃貸にも設置可能です。
ポストカードが立てられる溝と、ミニグリーンを置ける奥行きがあり、小物を飾るだけで北欧風の温かい雰囲気になります。
コーナーシェルフ カドワイドゼロ クリモデル
部屋の余白になりがちなコーナーをおしゃれなディスプレイスペースに変えられるウォールシェルフです。
幅34cm・奥行20〜25cmとゆとりのあるサイズで、観葉植物や雑貨を飾ると部屋のアクセントにもなります。
石膏ボードにピン2本で固定して取り付け、穴は約1mmと目立ちません。
階段や廊下、トイレなど限られたスペースにも取り入れやすいデザインです。
壁掛け飾り棚ライン70ホワイト ゼロ モデル
奥行わずか5cmの超スリムなデザインが特徴のウォールシェルフです。
圧迫感が出にくく、玄関や階段、リビングなどに広いスペースがなくても取り入れられます。
取り付けは石膏ボード壁専用のピン3本のみで、穴が目立ちにくく賃貸でも安心です。
幅70cmで存在感がありながら、細いエッジラインや支えのパーツまで丁寧にデザインされているため、壁をスタイリッシュに見せることができます。
素材には国産シナ材を使用した明るく軽やかな色合いで、ポストカードや雑貨をおしゃれに飾れます。
キーフック&ウォールシェルフ ショート ホワイト ゼロモデル
玄関まわりの小物をおしゃれに整理できる、1台2役のウォールシェルフです。
鍵を掛けるためのフックは合計8個分のスペースがあり、家族全員の鍵や車のキーもまとめて収納できます。
ピン3本で簡単に取り付けられる賃貸OKのタイプで、使いやすさとデザイン性を兼ね備えたウォールシェルフです。
耐荷重は約5kgあるため、鍵を掛けるだけでなく、小物やアロマ、写真立てなどを棚板に置くことができます。
フック付きウォールシェルフ Light ゼロ ウォールナット
天板にウォールナット、支えには国産クルミ材を組み合わせ、メリハリのあるデザインに仕上げたウォールシェルフです。
見た目だけでなく実用性も高く、奥行12cmの十分な棚板にビンや缶、アロマなどの小物を飾れます。
さらにフックが付いているため、玄関では鍵や印鑑ホルダー、キッチンでは計量スプーンやピーラーなどを掛けられ、収納力がアップします。
取り付けは石膏ボード壁専用のピン4本で、穴は約1mmとほとんど目立ちません。
耐荷重は約5kgあり、玄関やキッチンなどの日常の生活動線に自然と溶け込む便利なウォールシェルフです。
フック付きウォールシェルフ Light ゼロ ウォールナット
【部屋別】穴を開けないウォールシェルフのおしゃれな活用アイデア
穴を開けないウォールシェルフは、壁面のデッドスペースを有効活用しながらおしゃれな空間に変えられるアイテムです。
部屋別に分類すると、次のようになります。
- リビング・玄関での活用
- キッチン・洗面所での活用
- ベッドルーム・デスク周りでの活用
以下から、それぞれ詳しく見ていきましょう。
リビング・玄関での活用
リビングや玄関に穴を開けないウォールシェルフを取り入れる際は、「見せる収納」を意識するとおしゃれに仕上がります。
リビングや玄関は来客の目に入りやすい場所のため、印象作りが大切です。
リビングには、アートや観葉植物、ディフューザーを組み合わせるだけで、手軽に洗練された空間になります。
玄関では、鍵や印鑑など出かける前に使う小物をまとめて置くと、生活感が減り、動線もスムーズです。
キッチン・洗面所での活用
キッチンや洗面所に穴を開けないウォールシェルフを設置する場合、水回りでよく使う道具や小物をまとめて置くと使いやすいです。
ものが集まりやすい狭いスペースでも、ウォールシェルフを取り入れると見た目もすっきり整い、おしゃれに片付けられます。
キッチンには、スパイスや瓶を並べたり、フック付きタイプなら計量スプーンやスライサーを掛けたりと、料理中の動線がスムーズになります。
洗面所では、スキンケアや洗濯グッズをひとまとめにすることで、散らからず掃除もしやすいです。
ベッドルーム・デスク周りでの活用
ベッドルームやデスク周りに穴を開けないウォールシェルフを取り入れるときは、リラックス感や作業効率を高めるレイアウトを意識すると使い心地が良くなります。
ベッド横には、小さめのウォールシェルフをナイトテーブル代わりに使うアイデアが人気です。
スマホやメガネ、本などを置けるため、寝る前の時間が快適になります。
デスク周りでは、散らかりやすい小物を整理したり、お気に入りのフィギュアをディスプレイしたりと、見た目を整えて集中しやすい作業空間を作れます。
穴を開けないウォールシェルフの注意点
穴を開けないウォールシェルフは賃貸にも取り入れやすい一方、以下のような注意点があります。
- 耐荷重が小さくなりやすい
- 設置可能な壁の種類が限られやすい
- 収納物の落下・地震対策が必要になる
ここからは、使う前にチェックしたい3つの注意点について詳しく解説します。
耐荷重が小さくなりやすい
ピンやシール、つっぱりタイプなどの穴を開けないウォールシェルフは耐荷重が小さくなりやすい傾向があります。
ネジでしっかりと固定するタイプと比較すると、本や家電のような重たいものをたくさん乗せる用途には向きません。
しかし、耐荷重の範囲内であれば、雑貨や写真立てなどの軽いものを飾るディスプレイとして活躍します。
各商品には耐荷重の目安が記載されているため、置きたいものの重さに対応できるか事前に確認しておくと安心です。
設置可能な壁の種類が限られやすい
穴を開けないウォールシェルフは、対応できる壁材が限られているケースが多く、設置前にチェックが必要です。
壁の材質には石膏ボードのほかにも、コンクリートや木の板壁などさまざまな種類があります。
とくにピンやシールタイプは石膏ボード専用のアイテムが一般的で、硬い壁には使えないケースがほとんどです。
壁の種類が適しているかを確認してから取り付けるようにしましょう。
収納物の落下・地震対策が必要になる
ピンやシールで取り付ける穴を開けないウォールシェルフは、ネジで固定するタイプよりも耐久力が弱いため、落下防止や地震対策が欠かせません。
花瓶やガラス雑貨、重たいオブジェなどは落ちると危険なため、ベッドの頭上や通り道の真上は避けて設置すると安心です。
とくに小さな子どもやペットがいる家庭では、手の届かない位置を選んだり、軽いものを飾ったりといった工夫が大切です。
穴を開けないウォールシェルフに関するよくある質問
穴を開けないウォールシェルフに関する疑問として、次が挙げられます。
- 穴を開けないウォールシェルフは100均やDIYで作れる?
- 穴を開けないウォールシェルフに重いものを置いても大丈夫?
- 賃貸の退去時に問題はない?
以下から、回答形式でそれぞれ詳しく解説します。
穴を開けないウォールシェルフは100均やDIYで作れる?
100均の板材や工具などのアイテムを使ってDIYすることで、穴を開けないウォールシェルフを作れます。
ただし、市販品よりも耐荷重が低くなるケースがあります。
安全性を確保するために軽いものを置くようにして、怪我をする可能性がある場所への設置は避けましょう。
穴を開けないウォールシェルフに重いものを置いても大丈夫?
穴を開けないウォールシェルフは、重たいものを置く収納には不向きな商品が多いです。
各商品の耐荷重を確認し、制限を超えないようにする必要があります。
たとえば、ピン留めタイプのウォールシェルフでは、耐荷重が2〜5kg前後のものが一般的です。
賃貸の退去時に問題はない?
穴を開けないウォールシェルフは、賃貸でも退去時のトラブルになりにくいのが魅力です。
ピン留めタイプの穴は約1mmと小さく、気になる場合でも壁紙の上から補修材を軽く塗るだけでほとんど目立たなくなります。
シールタイプも、壁紙向けの低粘着であれば跡が残りにくく、賃貸でも安心して使えます。
ただし、勢いよく剥がすと壁紙が破れる可能性があるため、ゆっくり丁寧に取り外すことがポイントです。
穴を開けないウォールシェルフで賃貸でもおしゃれな空間を楽しもう
穴を開けないウォールシェルフは、賃貸でも壁を傷つけずにものを飾れる便利なアイテムです。
設置方法や耐荷重を事前に確認しておき、自宅の部屋に合ったデザインを取り入れると、快適で好きなものを飾れる空間を作れます。
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