ナチュラルインテリアに合うウォールシェルフ5選!おしゃれなコーディネート術

インテリアをナチュラルなスタイルでまとめるのに、ウォールシェルフを取り入れるというのは、よいアイデアの一つです。

思いのままのディスプレイができるウォールシェルフは、上手に利用すれば部屋の印象を引き締め、デザイン性を高めます。

しかし、多彩な種類があるウォールシェルフのなかでも、ナチュラルインテリアに合うものは、ある程度限定されます。

目指す方向性と違うものを選ぶと、雰囲気を壊しかねません。

今回は、ナチュラルインテリアにぴったりのウォールシェルフ5選や、おしゃれなコーディネート術を紹介します。

ナチュラルインテリアにウォールシェルフは手軽に取り入れやすい!

部屋をナチュラルインテリアで統一したいとき、ウォールシェルフは手軽に取り入れやすいアイテムです。

ナチュラルインテリアとは、室内に自然素材をさりげなく配置し、穏やかで居心地のよい空間をつくるスタイルです。

ウォールシェルフにも自然素材でできた製品は多く、ナチュラルな空間づくりに役立ちます。

また、ウォールシェルフには大小さまざまなサイズがあり、予算に応じたものが選べたり、限られたスペースに設置しやすかったりするのも、手軽に導入できる理由です。

全体とのバランスを取りながら、自由な高さに見栄えよく配置でき、インテリア性を高めるのに効果を発揮します。

ナチュラルインテリアと相性のよいウォールシェルフの選び方

ナチュラルインテリアと相性のよいウォールシェルフを取り入れたい場合、どのような製品を選べばよいのでしょうか。

選ぶうえで意識したい視点は、以下の5点です。

  • 温もりのある質感の自然素材を選ぶ
  • リラックスできるやわらかな色合いを選ぶ
  • 空間に落ち着きをもたらすシンプルな形を選ぶ
  • 長く愛用できる耐久性に優れた製品を選ぶ
  • サイズや耐荷重も忘れずにチェックする

項目ごとに、ウォールシェルフの選び方を詳しく解説します。

温もりのある質感の自然素材を選ぶ

インテリアをナチュラルな雰囲気にしたいのなら、迷わず自然素材で作られたウォールシェルフを選びましょう。

ウォールシェルフの素材は、木や金属、ガラス、プラスチックなどが代表的です。

なかでも、ナチュラルインテリアにぴったりなのが、温もりのある質感の木です。

ナチュラルインテリアでは、家具やファブリックに素朴な美しさと温かみのある天然素材を選ぶことで、まとまりのある空間をつくります。

金属やガラス、プラスチックは、硬質すぎたり軽すぎたり、ナチュラルインテリアのなかでは違和感を生むリスクのある素材です。

自然を思わせる風合いの木のウォールシェルフなら、ナチュラルインテリアに無理なく溶け込みます。

リラックスできるやわらかな色合いを選ぶ

ナチュラルインテリアに取り入れるウォールシェルフは、リラックスできるやわらかな色合いを選ぶのがおすすめです。

ウォールシェルフの素材となる木材には豊富な種類があり、白に近い明るいものから黒味がかったものまで、樹種ごとに色合いが異なります。

ナチュラルインテリアでは、ベージュやアイボリー、ブラウンといった優しいアースカラーを基調とするのが特徴です。

ウォールシェルフもアースカラーと親和性の高い色合いを選ぶと、部屋全体の雰囲気をまとめやすくなります。

ただし、北欧やモダンなど、目指す方向性が決まっているのなら、テイストに合わせましょう。

既にほかの家具を配置しているのなら、同じ種類の木材にするのもよい方法です。

空間に落ち着きをもたらすシンプルな形を選ぶ

ナチュラルインテリアにウォールシェルフを導入するのなら、シンプルな形状の製品を選びましょう。

多くの方がナチュラルインテリアに求めるのは、華美な装飾よりも、天然素材の素朴な質感に感じられる落ち着きや心地よさです。

複雑すぎる形状のウォールシェルフは、単体ではおしゃれでも、ナチュラルインテリアのなかに設置すると、空気感を乱す恐れがあります。

シンプルなデザインのウォールシェルフの方が、空間に落ち着きをもたらし、ナチュラルインテリアによく調和します。

長く愛用できる耐久性に優れた製品を選ぶ

ナチュラルインテリアを演出する木製のウォールシェルフを選ぶ際には、耐久性にも注目しましょう。

木製といっても、木をそのまま切り出した無垢材のほか、集成材や化粧合板などの木質系加工材料を利用したものもあり、画像では見分けにくいことがあります。

しかし、実際に近くで見たときに天然素材ならではの質感が感じられるのは、無垢材です。

無垢材は耐久性に優れ、もしキズが付いても次第に味わいとなります。

一方、木質系材料はコストが抑えられるものの、キズや剥げができると目立ち、耐久性の面でも劣ります。

飽きのこないシンプルなものを長く愛用していく、というナチュラルインテリアの理想に合う意味でも、耐久性に優れた製品の方がおすすめです。

イオリスペースでは、国産無垢材のみを使用したウォールシェルフを販売しています。

一点ずつ職人の手で丁寧に削り出し、長く使えるシンプルな形にこだわりながら、暮らしに寄り添う飾り棚を制作しています。

無垢材ならではの経年変化も楽しめるため、ナチュラルインテリアとの相性も抜群です。

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サイズや耐荷重も忘れずにチェックする

自宅のナチュラルインテリアに似合うウォールシェルフを見つけたら、サイズや耐荷重の条件が合うかを忘れずにチェックしましょう。

画像や店頭で見た印象と実際のサイズ感が異なることは、珍しくありません。

予想とサイズが違い、いざ取り付けようとして、ほかの家具と干渉したり、予定していた収納物が置けなかったりすると、がっかりすることになります。

メジャーなどで壁面を測り、希望するサイズの数値を具体的にしておくと、安心です。

また、せっかく取り付けたウォールシェルフに、耐荷重以上のものを載せてしまうと、壁から外れたり、ものが落下したりするリスクが生じます。

あらかじめ、ウォールシェルフに載せたいものを想定して、必要な耐荷重を把握しておきましょう。

ナチュラルインテリアに映えるウォールシェルフ5選

穏やかで落ち着いた雰囲気のナチュラルインテリアには、無垢材を使用したウォールシェルフが美しく映えます。

ここでは、シンプルでおしゃれなウォールシェルフを5つ厳選して、紹介します。

  • ウォールシェルフ タナプラス150ホワイト
  • ウォールシェルフゼロ56クリ
  • ウォールシェルフ&一輪挿し 【I shelf アイシェルフ ゼロ クリモデル】
  • ウォールシェルフ クロス ゼロモデル
  • 2個セット コンパクトウォールシェルフ スポット(SPOT)ゼロ ホワイトモデル

それぞれの商品を見ていきましょう。

ウォールシェルフ タナプラス150ホワイト

タナプラス150ホワイトは、やわらかな木目がナチュラルインテリアに優しく溶け込むようなウォールシェルフです。

シンプルな構造でも、要所要所に曲線を取り入れたデザインで、温かみのある雰囲気に仕上げています。

ホワイトモデルは国産のシナ材を素材にしており、軽快な印象を与えるライトブラウンカラーが特徴です。

耐荷重が約10kgとしっかりしているので、観葉植物を載せるのにも向いています。

ウォールシェルフ タナプラス150ホワイト

ウォールシェルフゼロ56クリ

ゼロ56クリは、丸みのある棚受けに親しみを感じさせるウォールシェルフです。

素材に使用している国産のクリ材は中間程度の明るさのブラウンで、幅広いテイストのナチュラルインテリアに取り入れやすいカラーです。

また、長く愛用するにつれて、自然素材ならではの色の変化も楽しめます。

壁の固定に使うピンは、設置後に木ダボ(同系色着色材)で隠してしまうので、ナチュラル感も損なわれません。

ウォールシェルフゼロ56クリ

ウォールシェルフ&一輪挿し 【I shelf アイシェルフ ゼロ クリモデル】

玄関やトイレ、階段下などのちょっとしたスペースで、ナチュラルな雰囲気を高めたい場合は、アイシェルフゼロが適しています。

アイシェルフゼロは、左右非対称の丸みのあるデザインで、木目の豊かな表情が魅力的です。

また、ウォールシェルフと一輪挿しを兼ねており、棚の端の試験管には植物を飾れるよう、趣向を凝らしています。

日々の生活に自然を取り入れるにはぴったりのウォールシェルフです。

ウォールシェルフ&一輪挿し 【I shelf アイシェルフ ゼロ クリモデル】

ウォールシェルフ クロス ゼロモデル

クロスゼロモデルは、縦長の棚受けと棚板が十字を描く、シンプルかつおしゃれなデザインのウォールシェルフです。

幅28cm・奥行き19cmに対し高さは42cmと、コンパクトでも印象的なフォルムで、正面だけでなく左右のどちらから見ても目を引きます。

国産のクルミを素材にして、木材の厚みや幅に繊細な変化を付けており、ナチュラルインテリアの効果的なアクセントとしても、おすすめです。

ウォールシェルフ クロス ゼロモデル

2個セット コンパクトウォールシェルフ スポット(SPOT)ゼロ ホワイトモデル

スポット(SPOT)ゼロは、ナチュラルインテリアを目指し始めたばかり、という方にも取り入れやすいウォールシェルフです。

棚のうえは10cm×15cmとごく小さなものですが、シナの無垢材を加工しているので、自然素材ならではの上質感があります。

同じ素材の2個セットをバランスよく壁に配置すれば、それだけでインテリアに統一感が生まれます。

2個セット コンパクトウォールシェルフ スポット(SPOT)ゼロ ホワイトモデル

ウォールシェルフでナチュラルインテリアをより魅力的に見せるポイント

お気に入りのウォールシェルフを選んで設置したら、おしゃれな部屋づくりに活用していきたいものです。

以下の4つのポイントを意識することで、ナチュラルインテリアをより魅力的に見せられます。

  • 高すぎない位置を選んで設置する
  • ナチュラルなアイテムをディスプレイに取り入れる
  • ディスプレイの色はアースカラーを意識する
  • 間隔を適度に開けてアイテムを飾る

各ポイントを詳しく見ていきましょう。

高すぎない位置を選んで設置する

ナチュラルインテリアを落ち着いた雰囲気にするには、ウォールシェルフを高すぎない位置に設置しましょう。

特に、家族が過ごすことの多いリビングでは、リラックスしてくつろげる空間にするのが理想です。

ウォールシェルフを含め、家具や家電を全体的に低い位置に配置すると、実際よりも広く感じられ、開放感が生まれます。

一般的に、ウォールシェルフの設置位置で意識したいのは、住む人の目線の高さですが、ナチュラルインテリアのリビングでは、座った姿勢の目線から決めるのもよいでしょう。

低めのレイアウトを意識することで、ゆったりと心地よく過ごせるナチュラルインテリアが演出できます。

ナチュラルなアイテムをディスプレイに取り入れる

ウォールシェルフには、ナチュラルなアイテムを積極的に取り入れて、ディスプレイしましょう。

ナチュラル感をアップさせる代表的なアイテムが、置くだけで癒やしをもたらす観葉植物です。

目に優しいグリーンを中心に、色も形も変化のある姿を見せる植物は、人工的なものとは一線を画する美しさがあります。

小ぶりな多肉植物やハンギングタイプなど、選ぶ植物の種類で個性を表せられるのもメリットです。

また、ウォールシェルフのうえに天然素材の小物やファブリック製品などを飾るのもおすすめです。

木製のフォトフレームやオブジェ、コットン・リネン製のファブリックパネルやマットなどを置くと、ナチュラルな雰囲気を高められます。

ディスプレイの色はアースカラーを意識する

ウォールシェルフをディスプレイする際に、ナチュラルインテリアにふさわしいアースカラーを意識してアイテムを選ぶのもポイントです。

アースカラーは、土や植物、空など、地球上に存在する自然をイメージさせる色合いを指します。

たとえば、アイボリーやブラウン、ベージュ、グリーン、ブルー、ホワイトといったカラーです。

ただし、欲ばって多くの色を使うのではなく、3色程度に抑えた方が雑多な印象にならず、ナチュラルインテリアをおしゃれに見せられます。

ディスプレイだけが極端に浮くことのないよう、部屋の床や壁、ほかの家具など、全体のバランスを見ながら、配色を決めましょう。

間隔を適度に開けてアイテムを飾る

ナチュラルインテリアに限ったことではありませんが、ウォールシェルフのうえのディスプレイは、適度に間隔を開けて配置するのが、魅力的に見せるコツです。

アイテムとアイテムのあいだの余白もうまく活かすことで、「抜け感」が生まれます。

ウォールシェルフ上に開いている場所があるからといって、ものを詰め込みすぎると、ごちゃついた印象になってしまいます。

特に、シンプルで落ち着きのあるナチュラルインテリアに、華やかすぎるディスプレイをすると、せっかくの雰囲気を壊すことになりかねません。

ウォールシェルフに置きたいものを厳選して、ある程度の間隔を保つ配置をすると、ナチュラルな空間にもなじみやすくなります。

ウォールシェルフが大活躍!テイスト別のナチュラルインテリアのコーディネート術

シンプルで穏やかなナチュラルインテリアは、別のテイストと組み合わせたり、要素を取り込んだりするのも比較的容易で、人気があります。

ここでは、ウォールシェルフを活用した、テイスト別のおしゃれなコーディネート術を紹介します。

例として、参考にしてください。

テイスト コーディネートのポイント
シンプル×ナチュラル ・部屋全体は明るいベージュやホワイトを基調にする
・木製のウォールシェルフや家具はブラウン系で統一
・ディスプレイアイテムの数を抑えて、すっきりと飾る
・アート作品では、ナチュラルな植物や風景を描いたもの
・アクセントカラーにはグリーンがおすすめ
モダン×ナチュラル ・部屋全体はモノトーンを意識してホワイトやグレーを基調にする
・木製のウォールシェルフや家具はダークブラウンで統一
・直線的な形のウォールシェルフや家具を選んで、スタイリッシュに
・ガラス・金属など硬質感のあるディスプレイも適度に取り入れる
・現代アート作品を飾ってもおしゃれ
北欧×ナチュラル ・部屋全体はホワイトやクリーム色を基調にする
・木製のウォールシェルフや家具はライトブラウンで統一
・ディスプレイに植物・動物を描いたファブリックを取り入れる
・光のやわらかな間接照明をウォールシェルフに置く
・ブルー・ピンクなどのパステルカラーをアクセントに
ヴィンテージ×ナチュラル ・部屋全体はベージュやホワイトを基調にする
・ウォールシェルフや家具は木目の映えるブラウン系で統一
・木製とアイアンを組み合わせたものだと、よりヴィンテージ感が出る
・ディスプレイにアンティーク感のある小物を置く
・観葉植物のほか、ドライフラワーを飾るのもおすすめ

ウォールシェルフを上手に利用してナチュラルインテリアをよりおしゃれに!

今回の記事では、人気のナチュラルインテリアと相性のよいウォールシェルフの選び方や、無垢材を使ったおすすめ商品、ウォールシェルフを利用するコーディネート術などを紹介しました。

ナチュラルテイストの部屋づくりを成功させるには、自然素材が欠かせません。

種類豊富なウォールシェルフのなかにも自然素材を活かした製品は数多くあり、上手に利用すればインテリアをよりおしゃれにコーディネートできます。

イオリスペースは、木そのものの味わいがある無垢材を使用して、ウォールシェルフを製作している家具工房です。

長く使えるシンプルな形を大事にしながら、細部のデザインにもこだわっています。

ナチュラルな空間づくりにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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